Sonic Youthのリー・ラナルド、新アプローチで挑んだソロ作を語る「一番興味があるのが歌うこと」
Sonic Youthのギタリストとして、ロックシーンにその名を馳せたリー・ラナルド。かつてSonic Youthが在籍した古巣…
「ノー・ニューヨークの継承者」とするか、「オルタナティブ隆盛の立役者」とするか………そんな議論がもはや無用の長物と化してしまうほど彼らは孤高の存在になってしまった。———サーストン・ムーア(g&vo)、リー・ラナルド(g)、キム・ゴードン(b&g)という面々で結成され、パンクもポップも一通り過ぎ去ってしまったあとに残った実験精神に突き動かされるかの如く、アヴァンギャルドなノイズを展開。86年にはスティーブ・シェリー(dr)を加え、ロックというひとつの形態をズタズタに解体し、それを再構築するという新たな手法に着手する。すべての音楽シーンをシリアスに見つめ、常に前進することを忘れない姿勢は、多くのミュージシャンに影響を与えつづけてきた。
97年以降、SYR(Sonic Youth Records)から初期に見られたような実験性の高い作品のリリースを開始。———彼らの音楽に対する探究心は底なしだといえるだろう。
00年に発表したアルバム『NYC ゴースツ&フラワーズ』よりジム・オルークが正式メンバーとして加入。02年には通算16枚目となる『ムーレイ・ストリート』をリリースする。
Sonic Youthのギタリストとして、ロックシーンにその名を馳せたリー・ラナルド。かつてSonic Youthが在籍した古巣…