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デビュー・アルバム『Solo』(95年)は、ディアンジェロの『Brown Sugar』と共に"ニュー・クラシック・ムーヴメント"の口火を切った名作として名高い。アカペラ・グループであり、その内の1人がウッド・ベースを担当するという変わった編成も目を引いたが、オリジナルの合間にストリート・コーナー・マナーに従った「Wonderful World」「Cupid」「Another Saturday Night」などのサム・クックもの、ドリフターズの「Under The Boardwalk」などのカヴァーを披露。ジャム&ルイスのオールド・ソウルへのオマージュに満ちたプロデュース・ワークも、オヤジ・ソウル・ファンを感涙にむせばした。
2ndアルバム『4 Bruthas & A Bass』(98年)では、トニー・トニー・トニーのラファエル・サデュークやジェラルド・レヴァートをプロデュースに迎え、古き良きソウル・ミュージックの継承者であることを、さらに印象付けることに成功。コーラス・グループとしての実力も相当なもので、甘美なハーモニーは聴く者を夢見心地にしてくれる。