灰野敬二&スティーヴン・オマリー&オーレン・アンバーチによるNAZORANAI、東京公演開催
NAZORANAI(なぞらない)が、4年ぶりに東京公演を開催する。 NAZORANAIは実験音楽の重鎮・灰野敬二、USドロー…
アヴァンギャルド/ノイズ・アーティスト、灰野敬二の歴史は、71年に日本初のインプロヴィゼーション・バンド「ロストアラーフ」を結成したことに始まる。その後、伝説的アルト・プレーヤー、阿部薫との「軍楽隊」や琴奏者・竹田賢一との「バイブレーション・ソサエティ」で活動。また、フリー・フォームのロック・バンド「不失者」(78年)、「滲有無」(90年)、歌謡曲/GS/童謡を独自にカヴァーした「哀秘謡」(98年)と、年代によって活動形態を変化させながら、自らの音楽を延々と探求し続けている。この間、彼の作品群は、日本のみならずアメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツなどからもリリースされ、世界的な評価も獲得。エフェクトを幾重にもかけたギター・サウンド、思いつくままに叩かれるパーカッション、躁鬱的なヴォイス・パフォーマンス……そのどれをとっても「アヴァンギャルドの極限」である。今までにデレク・ベイリーとのコラボレーション、ジョン・ゾーン+ビル・ラズウェルのペイン・キラーへの参加、前衛ダンサー/詩人/劇団の舞台音楽なども手がけており、実験的な野心をもったアーティストたちから多大な支持を得ている。
NAZORANAI(なぞらない)が、4年ぶりに東京公演を開催する。 NAZORANAIは実験音楽の重鎮・灰野敬二、USドロー…