K DUB SHINE × DJ MASTERKEY対談 アメリカから持ち帰ったヒップホップの精神
ジャパニーズヒップホップが興隆し、日本語ラップやクラブカルチャーが大きく発展した90年代にスポットを当て、シーンに関わった重要人…
元ブッダ・ブランドのメンバー、DJ MASTERKEY。単身N.Y.に渡った彼は、そこで培われた本場仕込みのヒップホップDJスタイルを日本に持ち帰り、定着させる。特に顕著なのは、プレイの合間に入れるMCだ。「東京NYC/a.k.a.ロック・スミス/ヌメロ・ウノ/今夜も揺らすパーティ」などの決めゼリフはフロアを効果的に盛り上げ、全国へと浸透。そんな現場の興奮は『ファー・イースト・コースティング』(98年)、『HARLEM MIXED BY DJ MASTERKEY』(99年)といったミックスCDでも再現されている。中でも『Def Jam 2000 —The X Day—』(99年)は、針飛びのミスが許されないライヴ録音に挑んだ作品だ。
また、トラックメイカーとしての一面も見逃せない。これまでにMisia/露崎春女/井手麻理子らの楽曲をプロデュース/リミックス。現場感覚をフルに活かした、心地よく踊らせる仕上がりは流石といえる。
ジャパニーズヒップホップが興隆し、日本語ラップやクラブカルチャーが大きく発展した90年代にスポットを当て、シーンに関わった重要人…
ジャパニーズヒップホップが興隆し、日本語ラップやクラブカルチャーが大きく発展した90年代にスポットを当て、シーンに関わった重要人…