『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』はシリーズの真骨頂 小野塚勇人「新しく観る方も楽しめます」

『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』はシリーズ真骨頂

 ドラマ、映画、ライブなど、あらゆるエンターテインメントの枠を超えて社会現象を巻き起こしてきた『HiGH&LOW』シリーズが2026年、「10th ANNIVERSARY YEAR」を迎えた。

 2024年に上演された『HiGH&LOW THE 戦国』を軸に、完全新作となるアナザーストーリー『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』が7月15日、東京建物 Brillia HALLで幕開け。初日に先駆けて行われたゲネプロと会見の模様をレポートする。

 本作は、天下を動かす圧倒的なチカラを持つという“龍の秘宝”のひとつ、“龍の瞳”をめぐる物語。盗賊、山賊、海賊、さらには謎の宗教組織・天都教による四つ巴の戦いを描く。

 会見には主演の小野塚勇人をはじめ、笹森裕貴、彩風咲奈、山田健登、蒼木陣、小澤竜心、脚本・演出の平沼紀久が登壇。

(左から)小澤竜心、山田健登、笹森裕貴、小野塚勇人、彩風咲奈、蒼木陣、平沼紀久(写真=岩田えり)

 『HiGH&LOW THE 戦国』にも同じ叢雲颯斗役で出演した小野塚は「前作に負けず、スピンオフだからとスケールが小さくなるどころか、むしろどんどん大きくなっている感覚がある」と手応え十分。「もちろん新しく観る方も楽しめますが、前回観た方にしかわからない要素もあるので、引き継がれた役柄としての生き方にも注目して」と呼びかけた。

 斑目笹玖役の笹森は「新しい自分に出会ったような気がしていて。今まで役者として培ってきたものを全部ぶつけてぶっかましたい」と熱を込め、その高揚感を「大人になって『ねるねるねるね』を2個買って一遍に作っちゃったときのワクワクに似ている」と表現。すかさず小野塚が「(ワクワク感が)ちょっとだね」とツッコむと、「結構大きいですよ!」と返して場を和ませた。

 謝羽良彩音役の彩風は、稽古場での熱いぶつかり合いを振り返り、「毎日汗を流し、声を出し、みんなで笑い合い、涙し……いろいろな人の感情が詰まっている作品」とアピール。「謝羽良一家は、賊の中でもド派手、美しい担当でございますので、品格を持ってやりたいなと。男性キャストと同じくらい戦わせていただくので、そこは負けずに、誰よりもかっこよくやりたい」と宣言した。

 霧生楓役の山田は「初めて『HiGH&LOW』の世界を生きられる。2カ月間くらい必死に食らいついてきた」としみじみ。蜂谷風馬役の蒼木は稽古期間中にたくさんのキャストが誕生日を迎えたと明かし、「おめでたい雰囲気で、このまま笑顔で駆け抜けられるような気がする」とコメント。寿星桃太夫役の小澤は「役から滲み出る色気」を見どころとして挙げた。

 平沼は「HiGH&LOWは10周年を迎えますが、これまで道なき道を情熱と思いだけで進んできました」と語り、「今回は舞台で“新しいジャンル”を作るという熱い思いのもと、様々な分野の俳優と優秀なスタッフで作り上げた」と自信を見せる。舞台ならではの魅力として“生歌”の強さに触れ、「オープニングから7分間、怒涛の演出がある。そこを見たらもう虜になる」と太鼓判を押した。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「レポート」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる