『マンダロリアン・アンド・グローグー』好調維持 一方であの巨匠の久々となるSF大作は!?

映画『マンダロリアン』好調維持

 5月最終週の動員ランキングは、前週1位で初登場した『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が週末3日間で動員24万3000人、興収4億2500万円をあげて2週連続1位。北米では2週目に入ってから大きな下落率を記録した同作だが、日本では好調が続いていて、公開から10日間の累計動員は89万1300人、累計興収は15億1100万円。

 2位以下の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』、『プラダを着た悪魔2』、『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の並びも前週からまったく同じ。コンペティション作品に選ばれていたカンヌ国際映画祭直後の勢いで、本来ならそこに割って入ることが期待されていたであろう是枝裕和監督の新作『箱の中の羊』は5位に初登場。公開から3日間の動員は13万9200人、興収は1億9200万円。どの監督の作品も少なからずそうだが、特に是枝裕和監督作品の興行は(共同)製作国、映画祭での結果、キャストなどによって大きく左右されるので過去作との比較はあまり意味がないが、本作の初動成績からは固定客からの上積みが少なかったことが伺える。是枝裕和監督作品としては、年内にもう一本、実写版『ルックバック』の公開も控えているので、作品の内容的にも興行的にもこちらに期待したい。

 今週末にはいよいよ、洋画興行的には今年の本命である『Michael/マイケル』のIMAX限定先行上映がスタート。一方で、6月12日の北米公開を前に、国外の試写で大評判となっているスティーヴン・スピルバーグの新作『ディスクロージャー・デイ』の日本公開が、当初の予定であった7月10日から10月1日に延期になったことが発表された。事前に予測された興行的ポテンシャルの上振れによって、競合作が多い夏休み興行を避けた結果と推測されるが、それが吉と出るか凶と出るか。ネットではいろんな意見が飛びかっていたが、当興行分析で度々近年のスピルバーグ作品の興行の不振を嘆いてきた立場としては「何を今さら」というのが正直な思いだ。

■公開情報
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』
全国公開中
出演:ペドロ・パスカル、シガニー・ウィーバー
監督:ジョン・ファヴロー
吹き替えキャスト:阪口周平、内田雄馬、山寺宏一、駒塚由衣、稲葉実、上田燿司、乃村健次、梅田貴公美
製作総指揮:デイヴ・フィローニ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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『今週の映画ランキング』(興行通信社):https://www.kogyotsushin.com/archives/weekend/

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