『べらぼう』『イケパラ』『俺の話は長い』 生田斗真「スーパーロマンス」MVのオマージュ解説

また、個人的に大好きなドラマ『俺の話は長い』(日本テレビ系)の岸辺満(生田斗真)の、ふてぶてしいのにどこか憎めない表情を拝むことができたのも嬉しかった。満のヘアスタイルといえば、『ドラえもん』ののび太のように一本だけ立った“あの”毛がトレードマークなのだが、MVのなかでもしっかり健在。細部まで抜かりなく再現されている点に、確信犯的な遊び心を感じる。
そのほか、昨年放送の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合/以下、『べらぼう』)の最終回の“あの”シーンが再現されていたのには、「うわぁ、ここまでやるか……!」と胸が高鳴った。同作で生田は、数々の命を奪ってきた冷酷な黒幕・一橋治済と、そんな彼と瓜二つの顔を持つ能役者・斎藤十郎兵衛の一人二役を演じていた。
『べらぼう』を観ていた当時、これ以上ないくらいにスカッとした落雷シーンと、また違う形で出会えたこと。そして、その落雷の余韻を残したまま幕を閉じる構成にも、製作陣の粋な計らいが光る。
さらに、生田の初の主演映画『人間失格』(2010年)を皮切りに、『予告犯』(2015年)など映画作品のオマージュも見逃せない。オフィシャルに打ち出されているわけではないが、ファンなら「これ、絶対にあの映画だ……!」とすぐに分かるものばかりなので、ぜひ探してみてほしい。
文学的な陰影をまとった役柄から、吹っ切れたコメディ作品、そして温もりのある人間ドラマまで――生田がスクリーンのなかで生きてきた“証”のようなものが、MVのなかに随所に刻まれている。これこそが、30年という歳月の重みなのだろう。
「スーパーロマンス」は、アーティスト・生田斗真が最初の一歩を踏み出す作品だ。そして、それと同時に、俳優・生田斗真のこれまでの軌跡が凝縮された一曲でもある。彼が出演してきた作品に心を動かされた経験がある人なら、きっとこのMVが特別なものに映るはずだ。
■リリース情報
Debut Single『スーパーロマンス』
配信中
配信URL:https://ikutatoma.lnk.to/SUPERROMANCE
生田斗真 オフィシャルサイト:https://toma-ikuta.com/
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■放送情報
『パンダより恋が苦手な私たち』
日本テレビ系にて、毎週土曜21:00~放送
出演:上白石萌歌、生田斗真、シシド・カフカ、仁村紗和、柄本時生、三浦獠太、片岡凜、佐々木美玲、佐々木史帆、髙松アロハ(超特急)、平山祐介、宮澤エマ、小雪、筧美和子
原作:瀬那和章『パンダより恋が苦手な私たち』(講談社文庫)
脚本:根本ノンジ
演出:鈴木勇馬、松田健斗、苗代祐史
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:藤森真実、白石香織(AX-ON)
音楽:MAYUKO
主題歌:生田斗真「スーパーロマンス」(Warner Music Japan)
制作協力:AX-ON
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/pankoi/
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