ゆりやんレトリィバァ、アリアナ・グランデへ送ったDMが現実に 『ウィキッド』が結んだ縁

ゆりやんが語る、10年来の夢を叶えた瞬間

シェンシェンに重ねた学生時代の自分

ーー続編では、シェンシェンの成長も大きな見どころになりそうですね。

ゆりやん:そうですね。私としては、シェンシェンが誇りを持って仕事しているところもすごく素敵だなと思うんですけど、もっと「シェンシェン、あなたの人生なんだから、あなたが主役でええんやで」って言ってあげたいです。

ーーシェンシェンとの共通点や、「自分と似ているな」と感じる部分があれば教えてください。

ゆりやん:シェンシェンは、前作のときから学校の人気者についていくタイプなんです。シェンシェンの「必要とされている友達でいたい」という気持ちにはすごく共感しました。なんて言うんですかね、ステータスというほどじゃないんですけど、「そこに属していたい」という気持ちというか。そういう葛藤を持ちながらも、ちゃんと自分を持っているところがあるんです。その人間らしい部分がすごく好きで、学生時代の自分を思い出したりもしました。本当に大好きな役です。本作では、少し大人になっていて、相変わらず同じメンバーではいるんですけど、成長しているというか、責任感も出てきて。もちろん、グリンダの下で働いている立場ではあるんですけど、それでも後半になるにつれて、すごく誇らしさを感じる瞬間があって。演じていて、「ああ、なんか嬉しいな」と思いました。

ーーゆりやんさんご自身は、学生時代はどんな立ち位置だったんですか?

ゆりやん:中学生時代は、私もいわゆるカースト上位の人たちのグループに入りたいタイプでした。無理に入ろうとして、結局まったく入れなくて(笑)。なので、中学校時代はわりと孤独な学校生活を送っていました。でも、それが嫌で、高校生になったときに「もうステータスとか関係なく、自分が本当に楽しいと思える人とだけ一緒にいよう」と決めたんです。高校では、お笑いが好きなグループにいました。めちゃくちゃ尖った子でした(笑)。学校の生徒会選挙で、立候補した子が自己アピールでちょっと面白いことを言ったり、一生懸命頑張っている姿を見ても、眉毛をつり上げて、その人にバツをつけて、「投票しません」みたいな態度を取ってました。本当に、めちゃくちゃ尖ってました。

ーーそんなゆりやんさんが演じられているシェンシェンというキャラクターの中で、特に惹かれた部分はどこでしょうか。

ゆりやん:やっぱり、シェンシェンはグリンダに憧れているというか、尊敬していて、「近くにいたい」「サポートしたい」っていう気持ちがすごくピュアなんですよね。それって、「自分がよく見られたい」とかじゃなくて、「この人がすごい」「この人が可愛い」「だから近くにいたい」っていう、すごく純粋な感情だと思うんです。ステータスがどう見られるかとか、「私もカースト上位にいるぞ」みたいな意識がないところが、本当に素敵やなって思います。私はどちらかというと、自分がどう見られるかを気にして、ヒエラルキーの上に行きたい、みたいな感じだったので。シェンシェンはそれよりも、もっと純粋な気持ちで人を見ているんやろうなって思いますし、でも本人はたぶん、自分のその素敵さに気づいてないんやろうなとも思います。

ーーもし、ゆりやんさんご自身が『ウィキッド』の世界にいたとしたら、シェンシェンにどんな声をかけてあげたいですか? あるいは、どう関わりたいですか?

ゆりやん:「シェンシェン、そんなに人の人生に自分を捧げなくていいよ」って言ってあげたいです。あと、シェンシェンとファニーのコンビが本当に面白いので、そこに私も入りたいです。

ーーファニーの名前が出ましたが、ファニーはゴシップ好きなキャラクターですよね。ゆりやんさんご自身はゴシップはお好きですか?

ゆりやん:ゴシップというか、都市伝説がめちゃくちゃ好きなんです。大好きなんですけど、記憶力がなさすぎて(笑)。「この前なんか聞いたんやけど〜」とか、「誰やったっけ? なんか知らんけど〜」みたいな感じで、肝心なところを全然思い出せないまま、ふんわりした情報だけを人に伝えたりします(笑)。

『極悪女王』で越えた感情のボーダーライン

ーー本作には「自分らしく生きる勇気」というテーマがありますが、ゆりやんさんの表現スタンスとも通じる部分があるように感じます。ご自身にとって「殻を破れた」と感じたタイミングがあれば教えてください。

ゆりやん:殻を破るって、なかなか簡単なことじゃないと思うんですけど、『極悪女王』に出演させていただいたときに、初めて自分の殻を破れたというか、自分が表に出せる感情のボーダーラインを一気にグッと超えた感覚がありました。そこから少しずつ、「自分ってこれが好きなんだ」とか、「これをやりたいんだ」っていう気持ちを表に出せるようになってきて、他人の目をそこまで気にせずに生きられるようになってきた気がします。

ーー初監督作『禍禍女』をはじめ、俳優、アーティスト、監督と活動の幅を広げられていますが、今後挑戦してみたいことはありますか?

ゆりやん:私は、『サタデー・ナイト・ライブ』のメンバーになって、アカデミー賞を受賞して、映画監督としてもたくさん作品を作って、クエンティン・タランティーノみたいな存在になりたいです! 全部言霊やと思ってます。

■公開情報
『ウィキッド 永遠の約束』
全国公開中
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、マリッサ・ボーディ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム
日本語吹替版キャスト:高畑充希、清水美依紗、海宝直人、田村芽実、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァ、塩田朋子、大塚芳忠ほか
日本語吹替版スタッフ:三間雅文(台詞演出)、蔦谷好位置(音楽プロデューサー)、高城奈月子(歌唱指導)、いしわたり淳治(日本語歌詞監修)
監督:ジョン・M・チュウ
脚本:ウィニー・ホルツマン、デイナ・フォックス
製作:マーク・プラット、デヴィッド・ストーン
原作:ミュージカル劇『ウィキッド』(作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ、脚本:ウィニー・ホルツマン)/ グレゴリー・マグワイアの原作小説に基づく
配給:東宝東和
©Universal Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:https://wicked-movie.jp

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<応募締切>
3月20日(金)

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