森カンナ、主演作を経て得た新たな価値観 「もっと自由に恋をしたらいいんじゃない?」

50人の恋人=マイラブを持つ主人公・谷崎真奈美の周囲で、愛する男性たちが次々と殺害されていく奇想天外なストーリー展開で話題を集めている『多すぎる恋と殺人』(日本テレビ系)。本作で連続ドラマ単独初主演を飾り、異色の主人公・谷崎真奈美を魅力たっぷりに演じているのが森カンナだ。
怒涛の撮影の日々を送る彼女に、単独主演への率直な思いや、“マイラブ”という特殊な設定と自身との共通点、和気あいあいとした現場の裏話、そして本作を通して変化したという自身の恋愛観まで、たっぷりと語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
『あやひろ』の反響と主演作へのプレッシャー

ーー本作が連続ドラマ単独初主演となります。『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(MBS/以下、『あやひろ』)での反響も大きかったと思いますが、本作のオファーを受けたときの率直な心境はいかがでしたか?
森カンナ(以下、森):率直にすごく嬉しかったですね。「私でいいんですか?」という気持ちもありましたけど、普通に嬉しい気持ちが大きかったです。『あやひろ』の反響については、ファンミーティングを開催できたり、新しく応援してくださるファンの方が増えたりしたので、本当にありがたいことだなと思っています。
ーー主演というプレッシャーは感じませんでしたか?
森:撮影が始まる前は「どうしよう、大丈夫かな」といろいろ思っていたんですが、いざ始まってみると、とにかく毎日が嵐のように過ぎ去っていくので……(笑)。プレッシャーを重く感じている伱もないくらいでしたね。朝から晩まで撮影が続いていますが、真奈美には本当にいろいろな側面があるので、演じていてすごく面白くて、毎日がとても楽しいです。
ーー「50人の恋人=マイラブがいる」というかなり奇抜な設定ですが、台本を読まれたときの印象はいかがでしたか?
森:最初は「すごいキャラが生まれるぞ」という感じだったんですが、物語が進むにつれてどんどん深い人間のドラマに変わっていくんです。台本を読んでいてグッとくる場面もありますし、設定とは裏腹にいろんな側面が見えてくるドラマなので、視聴者の方もいろんな楽しみ方ができるんじゃないかなと思いました。
主人公・真奈美は「意外と自分に似ている」

ーー50人のマイラブという設定に対して、演じる上での抵抗感はなかったですか?
森:抵抗感はあまりなかったですね。真奈美って情に厚かったり、すごく“熱い女”なんです。私自身も結構そういうタイプで(笑)、自然と「真奈美だったらこう動くだろうな」という思考や行動パターンが自分の中に浸透してくる感覚があり、役作りにすごく困ったということはありませんでした。意外と自分に似ている部分を感じています。
ーー50人のマイラブそれぞれとの接し方や演じ分けは、どのように意識されているのでしょうか?
森:さまざまな年齢層の素敵な役者さんたちが来てくださるので、あまり頭でガチガチに「この人の前ではこうしよう」と決めることはないです。ただ、年上のマイラブには自然と甘えていたり、年下のかわいいマイラブにはお姉さんっぽくなったりと、相手の持つ包容力や雰囲気に引き出されて、自然と接し方が変わっている部分はありますね。
ーー相手のお芝居を受けて、現場で作り上げていく感覚なんですね。
森:そうですね。それこそ“2.5次元枠”の俳優さんが演じるマイラブも出てくるんですが、まるで舞台上で演じているかのように全身を使ってダイナミックに表現してくださって、とても刺激的でした(笑)。このドラマはシーンによって求められるものが全然違うので、事前にしっかりと考えていく日もあれば、まっさらな状態で行って「1回動いてみないと分からないな」という日もあります。




















