『アバター』2作の裏側に迫るドキュメンタリー、ディズニープラスで11月7日より配信決定

『アバター』ドキュメンタリーが11月7日配信

 12月19日に公開される『アバター』シリーズの最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の公開を記念して、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の裏側に迫る2部構成のドキュメンタリー作品、『炎と水―メイキング・オブ・アバター』が11月7日よりディズニープラス スターにて独占配信されることが決定した。

 神秘の星パンドラを舞台に、先住民のナヴィと、侵略を狙う人類との戦いを描いてきた『アバター』シリーズ。“アバター”として潜入した元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)はナヴィのネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ち、家族を築き人類と戦う決意をする。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、海へと戦いの場を移し、愛する者のために人類と対峙。侵略を退けることに成功するが、家族の命を奪われるという大きすぎる犠牲を伴った。『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では、同じナヴィでありながらパンドラを憎むアッシュ族のヴァラン(ウーナ・チャップリン)が人類と手を組み襲来し、かつてない“炎の決戦”が始まる。

 『ウェイ・オブ・ウォーター』と『ファイヤー・アンド・アッシュ』の裏側を映す本作。作中では、カリフォルニア州のマンハッタンビーチやサンペドロやシャスタ湖、ハワイ、フランスのチャンネル諸島、ニュージーランド、バハマなど世界各地で行われた大規模な撮影の全貌に迫っていく。また、最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の初公開映像も含まれている。

『炎と水―メイキング・オブ・アバター』|予告編|Disney+ (ディズニープラス)

 あわせて公開された予告編には、壮大な世界を描くための“本物”に拘り抜いた撮影の様子と、リアリティを持たせる俳優陣の生の演技によって、究極のスペクタクル3D映像が生み出される舞台裏が明らかに。冒頭、監督のジェームズ・キャメロンは「“アバター”はテクノロジーを活用する。だが作り手は才能豊かな人たちだ。すべての表現や感情の動きを捉えて、世界に命を吹き込む」と語る。

 涙を流す熱演を魅せるネイティリ役のゾーイ・サルダナは、「役者がいなければ、パンドラにあるのは景色だけ」と力を込め、ジェイク役サム・ワーシントンも「どのシーンも演技に基づく、すべてが本物だ」と力説。パフォーマンスキャプチャーなどの最先端技術に、俳優の真に迫る演技が掛け合わさることで観る者の心を揺さぶる“本物の感動”が生まれる。映像内には『タイタニック』や『アバター』シリーズをはじめ数々のキャメロン作品でプロデューサーを務め、昨年7月に病気のため惜しまれつつ亡くなったジョン・ランドーの姿も映され、「演技をキャプチャーしデジタル化する、それを水中でも行いたい。役者はパンドラに似た環境で演技できる」と、パフォーマンスキャプチャーを地上だけでなく水中でも行ったと強く語っている。

 さらに、海のシーンの撮影では、68万ガロンもの巨大水槽を建設し、俳優たちは事前にフリーダイビングなどの水中訓練を重ね、実際に水中で演技を行った。キリ役を演じるシガニー・ウィーバーはキャメロンから「“3〜4分は息を止めてくれ”と」とディレクションを受けた水中での演技を回想し、“海の部族”のひとり、ロナルを演じるケイト・ウィンスレットは潜水時間7分15秒を記録し喜ぶ姿が映し出され、「体力も集中力も要るけど、すばらしい経験だった」と振り返った。映像のラストではキャメロンが「山ほどの問題を乗り越えた」と壮絶な舞台裏を語る。

◼️公開情報
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
12月19日(金)日米同時公開
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジョン・ランドー
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar3

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