シャーロット・ケイト・フォックス、5年ぶりの朝ドラ出演 「今の自分を生かせると思う」

C・K・フォックス『ばけばけ』出演を語る

 2025年度後期(大阪制作)NHK連続テレビ小説『ばけばけ』第10話に登場したシャーロット・ケイト・フォックスよりコメントが寄せられた。

 朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルにした物語。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代者として語り紡いだ夫婦の姿が描かれる。主人公・松野トキを連続テレビ小説初出演となる髙石あかり、トキの夫ヘブン役をトミー・バストウが演じる。

 フォックスが演じるのは、アメリカで活躍する女性記者イライザ・ベルズランド。『マッサン』『べっぴんさん』に続き、3作目の朝ドラ出演となるフォックスは、「また朝ドラに出演できてうれしいです」と笑顔を見せる。「今回演じるイライザ・ベルズランドは、これまであまり演じたことがなかったような役なので、すごくワクワクしました」と心境を語った。

 約5年ぶりの演技となる本作については、「その間に出産をして母になったことで、私自身が変化している部分もあると思います。それが、お芝居の中でも生かせるのではないかと思っています」と、新たな視点での表現に意欲をのぞかせた。

 演じるベルズランドについては、「特に環境に恵まれていたわけではなくて、自らの努力で仕事をつかみ、今の立場を得たような人。頭が良くて知的で、自立している強い女性」と分析。「トミー・バストウさんが演じるレフカダ・ヘブンとの関係性もとてもすてき。この二人が今後どうなっていくかも楽しみにしていてもらいたいです」と見どころを語った。

 また、『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス)でも注目を集めたバストウとの初共演について、「本当にすてきなお芝居をされる方。今回一緒にお芝居をすることができて、改めてすばらしい俳優だなと思いました」とコメント。久しぶりに訪れたNHK大阪放送局(BK)では、「エレベーターに乗るだけでも懐かしく、マッサンの時の思い出がフラッシュバックした」と語り、「BKの皆さんは今も私の日本の家族です」と感謝の気持ちを示した。

 最後に、「私がイライザを演じることで、視聴者の皆さんを笑顔にしたいです。『ばけばけ』は日常の中に生きる人々の物語で、すごく共感できる作品。そんな作品の中で、イライザがどう皆さんを笑顔にするのかはお楽しみに。そして、日本の皆さんへ、『ただいま!』と言いたいです」とメッセージを寄せた。

■放送情報
2025年度後期 NHK連続テレビ小説『ばけばけ』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
NHK BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
NHK BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:髙石あかり、トミー・バストウ、吉沢亮、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎、北川景子、シャーロット・ケイト・フォックス
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
制作統括:橋爪國臣
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
演出:村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
写真提供=NHK

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