ホアキン・フェニックスがマシンガンをぶっ放す 『エディントンへようこそ』予告編公開

12月12日に公開される、A24製作のアリ・アスター監督最新作『エディントンへようこそ』の予告編と新場面写真が公開された。
第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に招待された本作は、暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす“炎上スリラー”。『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、前作『ボーはおそれている』に続くアスターとのタッグとなるたホアキン・フェニックスが主演を務めた。
共演には、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のペドロ・パスカルをはじめ、 『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン、『エルヴィス』のオースティン・バトラー、『イエローストーン』シリーズのルーク・グライムス、トニー賞受賞のディードル・オコンネル、『ブルー・ストーリー』でのマイケル・ウォードらが名を連ねている。
物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッド(ペドロ・パスカル)と“マスクをするしない”の小競り合いから対立し「俺が市長になる︕」と突如、市長選に立候補する。ジョーとテッドの諍いの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にハマっていく。
公開された予告編は、保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)が市長テッド(ペドロ・パスカル)と小競り合いする様子から幕を開ける。街ではコロナ検査で移動が制限、どこに行くにもマスク着用が必須という息苦しい日常。NOマスク主義のジョーは、マスクするしないの諍いから「俺の方が遥かに優れた人間」と宣言し、徹底的なコロナ政策がポリシーの現市長に挑むため、選挙戦へ立候補。自らカスタムした選挙カーを走らせ、“(ロックダウンされた)閉ざされた町”で小さな戦いを仕掛ける。だが、「みんなに監視されている」とうつろな目で訴え、陰謀論に取り憑かれていくジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)、「あなたの痛みは偶然ではない」と寄り添う言葉で住民を煽動する過激なカルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)、さらには収束の気配を見せない暴動、炎に炙り出される“平和なし”の文字など、次々と現れるイカれた人々によって状況は徐々に混沌を極める。ついには、他人を思いやろうという発言のそばから「正しいのは俺だけだ」と、マシンガンをぶっ放すジョーの狂気の姿が映し出されていく。
あわせて公開された新場面写真には、エディントンの町中でディスタンスをとりながら口論をするジョーとテッド、燃えさかる炎の最中で“誰か”に向かって銃口を向けるジョーのほか、ド派手なパネルの前で熱狂的な演説を繰り広げるカルト教団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)、そして妻ルイーズと市長テッドの姿も捉えられている。
■公開情報
『エディントンへようこそ』
12月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演:ホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラー、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォード
監督・脚本:アリ・アスター
配給:ハピネットファントム・スタジオ
原題:Eddington/2025年/アメリカ
©2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:https://a24jp.com/films/eddington/
公式X(旧Twitter):https://x.com/A24HPS


























