『明日はもっと、いい日になる』が描いた“助ける”の形 “蔵田”林遣都の過去が明らかに

児童福祉司は、子どもや保護者からの様々な相談に応じ、必要な援助を行う仕事だ。でも、助けるって何だろう。その答えを今でも探し続ける蔵田(林遣都)の過去が明らかになった『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)第3話。
きっかけは、浜野市児童相談所に翼(福原遥)の同級生・美穂(富田望生)が児童相談に訪れたことだった。美穂は3歳になる娘・愛菜(永井花奈)の成長が他の子どもよりも遅いことに悩んでおり、翼と蔵田は家庭訪問へ。

そこで見た様子から、愛菜ではなく美穂に児童心理司の向日葵(生田絵梨花)による診断をすすめた蔵田。検査の結果、美穂は「育児ノイローゼの疑いあり」と診断される。すっかり母親として自信を失った美穂を励ますため、翼は無断で親子を遊園地に誘うのだった。
小学生の頃、給食袋を同級生に取られた美穂を助けたことがきっかけで、「刑事になってたくさんの人を助けたい」という夢を見つけた翼。そのため、児相に出向になったことは不本意だったが、困っている人を助けるという意味では刑事の頃と変わらない。まだわずかだが、持ち前の正義感と行動力で悩める親子を笑顔に導いてきて、児童福祉司の仕事にやりがいを感じ始めていた。

翼は目の前で困っている人がいたら、頭で考えるよりも先に足が動く。それが大切な友達とあらば尚更、助けたいという心理が働くのは当然といえば当然だろう。しかし、結果的に翼の行動はただでさえ、ギリギリの精神状態にある美穂を追い詰めてしまう。






















