60年ぶりに帰郷した主人公と親友のひとときを描く 『最後のピクニック』9月12日公開へ

韓国映画『最後のピクニック』9月12日公開

 韓国で単館公開規模ながら35万人動員のヒットを記録した映画『Picnic(英題)』が、『最後のピクニック』の邦題で9月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開されることが決定した。

 本作は、大都会・ソウルに暮らしていた女性・ウンシムが60年ぶりに“宝島”と呼ばれる故郷へと帰ることから始まるヒューマンドラマ。『怪談晩餐』のキム・ヨンギュンが監督を務め、オリジナル・サウンドトラックにはK-POP界で絶大な人気を誇るイム・ヨンウンが自身の楽曲「Grain of Sand」を提供。また、ウンシムの故郷である韓国南部にある海沿いの町・南海の美しい景色の数々も大きな見どころのひとつとなっている。

 主人公ウンシムを演じるのは、日本でもリメイクされた『怪しい彼女』などのナ・ムニ。ウンシムの親友グムスンを『イカゲーム』『マリムさんをお願い』のキム・ヨンオクが演じた。そのほか、『チャンス商会 ~初恋を探して~』のパク・クニョンが、かつてウンシムに恋をしたテホ役で出演した。

映画『最後のピクニック』予告編

 あわせて予告編とポスタービジュアルも公開。予告編は、16歳の頃のことを夢で見ていたウンシム(ナ・ムニ)が昼寝から覚める場面から始まる。ソウルで息子家族と暮らす彼女のもとに、当時からの親友・グムスン(キム・ヨンオク)が訪ねてきた。昔と変わらず名コンビぶりを見せるふたりは、ある出来事をきっかけに南海へと帰郷。ウンシムにとっては60年ぶりの故郷だった。かつて彼女に想いを寄せていたテホ(パク・クニョン)も交えて昔を懐かしみ、3人は和気あいあいとした日々を過ごす。しかし、ウンシムがここに帰ってきたのにはある理由があった。映像では、ウンシムが自分の手をじっと見つめ、ある衝撃的な宣告を受ける場面も映し出されるが、ウンシムもグムスンもそれぞれに孤独や問題を抱えていた。いつも笑顔で声をかけ合ってきたふたりは、お互いの今を知り、とびきりのオシャレをして美しい花が咲き誇る草原へとピクニックに出かける。

 ポスタービジュアルには、ピクニックに出かけたふたりがしっかりと手をつなぎ凛と立つ背中を大きく捉えられ、「また、会おうね」というキャッチコピーが添えられている。

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■公開情報
『最後のピクニック』
9月12日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督:キム・ヨンギュン
出演:ナ・ムニ、キム・ヨンオク、パク・クニョン
オリジナル・サウンドトラック:イム・ヨンウン「Grain of Sand」
配給:ショウゲート
2024年/韓国/韓国語/114分/カラー/ビスタ/5.1ch/英題:Picnic/字幕翻訳:根本理恵/G
©2024 LOTTE ENTERTAINMENT & ROCKET FILM All Rights Reserved. 
公式サイト:picnic-movie.jp
公式X(旧Twitter):@showgate_asia

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