新木優子が髙橋海人と豊田裕大の“虫探し”を暴露 中村倫也は「カットの時に必ずボケる」

新木優子が明かす髙橋海人らの意外な素顔

 7月4日よりTBS系で放送がスタートする金曜ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』は、髙橋海人と中村倫也がW主演を務めるアクションエンターテイメント作品。「第20回電撃小説大賞」で大賞を受賞して小説家デビューした木崎ちあきの同名小説を原作に、犯人の更生を願うまっすぐな新人・才木優人(髙橋海人)と型破りで不真面目な教育係・陣内鉄平(中村倫也)が謎に包まれた新型ドラッグ「DOPE」に立ち向かう姿を描く。

 初回の放送を前に第1話の試写会と会見が行われ、髙橋海人(King & Prince)、中村倫也、新木優子、三浦誠己、豊田裕大、久間田琳加、伊藤淳史、井浦新が登壇した。

 今回がTBSドラマ初主演となる髙橋は「周りの皆さんはすごいキャリアの方ばかりなので、みなさんに甘えさせていただきつつ、誰よりも作品と撮影を楽しんで真面目に取り組むことを意識しています。座長としてみんなを引っ張る技術はまだまだですが、倫也さんもいるので甘えながらのびのびやらせていただいています」と笑顔を見せる。

髙橋海人

 中村は「(髙橋とは)わりと最初から打ち解けられましたし、今では現場以外でも遊んでいるのでバディ感は日に日に増していると思います。キャリアで言えば僕が先輩ですが、海人のみずみずしさやフレッシュなエネルギーにすごく刺激をもらって撮影できています。本当に感謝ですね」と語る。

中村倫也

 佳境に入っているという撮影の思い出を聞かれた髙橋は「(中村演じる)陣内さんとのシーンがたくさんあったんですが、カットの時に必ずボケてきました」と明かす。中村は「監督がカットをかけなくなるんですよ。そうすると何もしない間が恥ずかしいのでなんかしちゃう。全然使われないんですけどね」と笑いながら答える。髙橋の「僕の脳だけに残る宝物みたいな感じ」という言葉にMCが「特典映像で出していただきたいですね」と返すと、集まった観客からも拍手が起きていた。

 続いて、特捜課の紅一点・綿貫光役の新木は、アクションシーンの撮影で大変だったことについて「砂ぼこりが舞っていたり、地面がぬかるんでいたり、見晴らしが悪かったりする場所でのアクションは大変でした。かっこよくやりたいけどやりきれないかもしれないという不安と緊張がありましたね」と振り返る。大変な思いをしたぶん雰囲気のある絵が撮れたということで、「ぜひ楽しみにしていてください」と笑顔で語った。

新木優子

 特捜課課長の葛城を演じる三浦からは「撮影セットが素晴らしくて、例えば特捜課の椅子一つとってもキャラクターを造形しています。秘密の扉や開かずの扉もあるので、そういった部分にも注目してほしいですね」と、キャスト陣の芝居やストーリー以外の注目ポイントも寄せられる。

三浦誠己

 また、特捜課のメンバーの一人である柴原を演じるのは、髙橋と同い年、中村とは事務所の先輩後輩の関係でもある豊田。「この機会に二人に聞きたいことはあるか」と聞かれた豊田の「逆にこの機会だからこそ髙橋くんには好きな食べ物を聞きたい。倫也さんは現場でいつも元気というか周りのことをしっかり把握しているので、どんなふうにリフレッシュしているか聞きたいです」という質問に、まずは髙橋が「髙橋家に伝わるボングーという料理がありまして」と話しだしてキャスト陣がざわつく。

 「母親が名付けたんですが、豚肉をスライスしたニンニクと一緒に炒めて、からし醤油に一回ディップし、ご飯の上にちょっと乗せて食べる料理です。これが本当に美味しくて、もう国民料理」と続ける髙橋に中村が「いや、聞いたことない」とツッコミを入れ、髙橋は「誰もが知っている料理を目指して宣伝活動中です。僕はご褒美の時に食べるくらい好きな料理なので、みなさんぜひ作って食べてください!」と熱量たっぷりに呼びかけていた。

 それを受けて中村は「リフレッシュするためにボングーを作ってみようかな」という回答で笑わせる。「料理も好きなので、料理動画を見ながら次のお休みに作ってみようかと考えます。家事はリフレッシュできますね。あとは散歩とみんなの笑顔です」という答えに、髙橋が「スタジオでいろんなシーンを撮っていく日があって、みんなヘトヘトになっていた時に倫也さんが携帯で猫の赤ちゃんがにゃーにゃー鳴いている映像を見せてくれました。あれは癒し効果がありましたね」と微笑ましいエピソードも披露してくれた。

 謎の男・ジウを演じる井浦と行動を共にする泉役の久間田は、井浦の印象を聞かれて「人類史上最高に穏やかで優しい人だと感じますが、撮影が始まると人を痛めつけるプロというか、ギャップがすごい。いろんな面を近くで見せていただいています」と語り、会場から笑いが起きる。井浦は「もちろん(怖いギャップは)役作りですよ」と笑い、変装が得意なジウの特に印象深い格好は? という質問に「やっぱりボングーですかね」と飄々と返すお茶目な一面を見せていた。

(左から)三浦誠己、井浦新、伊藤淳史、髙橋海人、中村倫也、新木優子

 特捜課を作った人物であり、才木をスカウトした厚生労働審議官・山口を演じる伊藤は「ネタバレを避けると話せることがない」と困り顔に。「髙橋くんとは1話の車のシーンが初めましてで、待ち時間にいろいろ話したよね」と振り返り、「良い世の中を目指して山口が作ったチームの活躍にご期待ください」と笑顔でアピールした。

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