『フェイクアウト!』包帯姿の三浦獠太の新場面写真公開 「すごく楽しい撮影でした」

6月20日より公開される三浦獠太の主演映画『フェイクアウト!』の新場面写真が公開された。
本作は、同じ時間軸を3つの視点から描く“羅生門スタイル”のクライムエンターテインメント。真木よう子主演の『ベロニカは死ぬことにした』で商業映画監督デビューを果たした堀江慶が監督を務め、数々のゲームやCGアニメーションに携わる傍ら、インディペンデントで映画制作を行い国内外の映画祭での受賞歴もある片山直樹が企画・脚本を担当した。
恋人との幸せな未来を求めて、幾重にも重なる思惑の渦中で翻弄される純朴な青年・高島誠人役で三浦が映画初主演を務めた。三浦は、「主演というのは自分が考えている以上に現場の空気を作っていく必要があるのだなというのを学ばせていただきました。色々と考えて挑んだ撮影でしたが、やっぱり現場では思った通りにいかないことも多く…。今後はもっとリーダーシップを発揮して周囲とのコミュニケーションを大切にして現場の空気作りをしていきたい」と主演の難しさと新たな決意を語った。
父に突然遺された借金2000万円を返済するため、自身の勤め先からとある“AIプログラム”を盗み出すという危険な取引に身を投じようとする誠人は、結婚を考えている恋人との幸せな未来や大切な妹を守るために依頼を受けることを決意をする。しかし、彼は手にしたプログラムをめぐって欲望うごめく騙し合いに巻き込まれていってしまうのだった。
公開された新場面写真には、そんな誠人の妹や恋人への決断のシーンや、何かに振り回され包帯姿のまま奔走する様子が写し出されている。
場面写真は夜のシーンばかりだが、11日間で行われた撮影は朝日とともに帰宅するという怒涛の日々であったそう。三浦は「本当に短い期間での撮影で、みんなががむしゃらに撮影に挑んでいて、大変だったけれどすごく楽しい撮影でした」と当時を振り返った。さらに三浦は誠人について、「誠人は主人公ですが、いわゆる王道の主人公というよりは、作品全体に巻き込まれ続けるストーリーテラーのような存在だとずっと思っていました」とコメント。「自分からアクションをしていくというよりも、どんどん物語に紛れていくという部分を意識しながら撮影に臨みました。逆に主人公を意識しないようにしていました」と“巻き込まれ型ヒーロー”の役づくりについても明かした。
■公開情報
『フェイクアウト!』
6月20日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
出演:三浦獠太、浅川梨奈、矢柴俊博、久保田秀敏、呉城久美、石田明(NON STYLE)、永澤俊矢、菅田俊 、葉月ひとみ、田中優樹
監督:堀江慶
製作・企画:Colossus Pictures
制作プロダクション:CORNFLAKES
配給:ギグリーボックス
日本/カラー/ビスタサイズ/114 分/5.1ch
©2025 Colossus Pictures LLC
公式サイト:https://fakeout-movie.com
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