『めおと日和』本田響矢が芳根京子に指輪を贈る “ふかふみ”山本舞香&小関裕太の進展も

『めおと日和』瀧昌がなつ美に結婚指輪を贈る

 さて、一方のなつ美と瀧昌は夫婦になって初めての年越しを迎える。郁子(和久井映見)から、瀧昌が毎年、年末年始は夫婦水入らずの時間を邪魔しないように宿舎や船で過ごしていたことを聞いたなつ美は「今日は瀧昌様にとって特別な大晦日にする!」と張り切るが、年越しを前にうとうと。そんな彼女に瀧昌が提案したのは、すごろく作りだ。

 回想シーンとともに、2人がマスにこれまでの思い出を書き込んでいく。瀧昌不在の結婚式、勘違いによる面会謝絶、新婚旅行の初キスからの失神、夫婦の未来を想像させた背広作り、再会を誓い合う断髪の儀式、芙美子と深見の尾行、絆が深まった帰省……。改めて振り返ってみると、一つひとつの思い出が濃厚で、どれもが鮮やかに2人の人生を彩っている。

 けれど、まだ出会って1年も満たないがゆえにマスが埋まらず、「この先、何年も何十年もあるんですよ。いくらでも埋まります」とフォローするなつ美。その時、瀧昌が少し寂しそうな顔をしたのは一緒にいられる時間が限られているからだろう。それに気づいたなつ美が「私は瀧昌様に認められた強い女です! 私のことは心配いりません!」と華奢な二の腕を見せ、「これが本当の筋肉です」とたくましい腕を見せつける瀧昌。初夜を迎えてもなお、こんなにピュアで可愛らしい夫婦は未だかつて見たことがない。

 そんな微笑ましいやりとりの中、新年を迎えた2人。瀧昌がなつ美にお揃いの結婚指輪を贈り、さっそく夫婦の新たな思い出ができた。記念日を刻印するため、2人は半年後に完成したリングを一緒に取りにいくことになった。しかし、私たちは知っている。約半年後の7月には盧溝橋事件が起き、それをきっかけに日中戦争が始まることを。この先は2人に波乱が待ち受けていることは明らかだが、どうか、どうか。2つの輪を重ね合わせると1つのリングになるギメルリングが、2人で1人になれるなつ美と瀧昌を固く結び続けてくれますように。

『波うららかに、めおと日和』の画像

波うららかに、めおと日和

西香はちによる同名コミックを原作としたハートフル・昭和新婚ラブコメ。昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描く。

■放送情報
『波うららかに、めおと日和』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:芳根京子、本田響矢、山本舞香、小関裕太、小宮璃央、咲妃みゆ、小川彩(乃木坂46)、戸塚純貴、森カンナ、高橋努、紺野まひる、生瀬勝久、和久井映見ほか
原作:西香はち『波うららかに、めおと日和』(講談社『コミックDAYS』連載)
脚本:泉澤陽子
音楽:植田能平
主題歌:BE:FIRST「夢中」
プロデュース:宋ハナ
演出:平野眞
制作協力:FILM
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/meotobiyori/
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