仁村紗和、『あな奪』週刊誌記者役は“ギャップ”がポイント 作品づくりへの思いも

北川景子主演ドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系)にて、物語の鍵を握る週刊誌記者・東砂羽役を演じる仁村紗和。型破りで距離感の詰め方も独特な東だが、物語の後半では思いもよらぬ背景が見えてくるという。そんな仁村に、役との向き合い方や今回初めて経験したこと、そして今後のキャリアについても話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
「同じ名前の役を演じるのは最初で最後かも」
ーー撮影はいかがでしたか?
仁村紗和(以下、仁村):撮影はとてもテンポ良く撮影進みました。物語の後半にかけて、私が演じる東砂羽の抱えているものがじわじわと明らかになっていくので、視聴者の方には注目していただきたいです。
ーー東というキャラクターについての印象を教えてください。
仁村:序盤は結構ガサツであっけらかんとした印象だったんですけど、“実は……”という裏の顔もあって、役としてはすごく面白かったです。表面的には“突撃系”の記者ですが、信念を持って動いている人でもある。演じる側としては、そういうギャップをどう出していくかがポイントでした。
ーー週刊誌記者という職業を演じる上で、なにか参考にされたことはありますか?
仁村:実際の記者会見の映像を見たりしました。特に相手から言葉を引き出すような、ちょっと詰め寄る感じの質問の仕方は意識しましたね。こういう普段の取材現場とは違って、かなりガツガツと踏み込んでいくタイプのキャラなので、そこは考えて作っていく必要がありました。
ーー仁村さんご自身と東砂羽には共通点はありますか?
仁村:“さわ”という名前が一緒なのは驚きました(笑)。なかなかない名前なので。
ーーたしかにそうですよね。
仁村:同じ名前の役を演じるのは最初で最後かもしれません。性格で言えば、初対面でもズバズバ言ってしまうところとか、人との距離の詰め方は似ているかもしれません。ガサツなところも少し……。東ほどではないですけど(笑)。
ーー放送の終盤にかけて、東の秘密が明らかになっていきそうですね。
仁村:最初は“ただの記者”に見えるかもしれませんが、実は……という側面があります。ぜひ最後まで見届けていただきたいです。























