北川景子、家庭と仕事の両立は“なかなかハード” 「“運”と“やる気”がいまに繋がっている」

北川景子、家庭と仕事の両立を語る

 カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』で、北川景子が連続ドラマの現場に戻ってきた。第2子出産後、初の連続ドラマ主演となる本作。家庭との両立を図りながら、自身の“いま”を率直に語る北川が見つめる現在地とは。20年以上にわたって第一線で活躍し続けてきた理由に迫る。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

「仕事も子育てもやりたくてやらせてもらっていること」

ーー第2子ご出産後、初の連続ドラマ主演となりました。久々の現場はいかがですか?

北川景子(以下、北川):正直、始まるまではどうなるか分からなかった部分もあったんですが、現場に入った瞬間に「ああ、帰ってきたな」と感じました。20年以上、ずっとやってきた場所なので、スタッフのみなさんが待っていてくださる感じとか、一緒に作品を作る空気感に安心できました。2人目が生まれたからといって「2倍大変」という感じではないんですけど、家を出る前に朝昼晩の食事を作って、撮影から帰ったら子どもたちと一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、寝かしつけて、そのあとに台本を覚える……という生活は、やっぱりなかなかハードですね(笑)。

ーースケジュールのやりくりも相当大変そうです。

北川:それが本当に大変で、まるでスケジュール担当の気分です(笑)。朝は5時に起きて、子どもの朝ごはんとお弁当、あと帰ってきたら温めるだけにできるように、夜ごはんも作っておいて……。私が撮影のとき、昼は誰が子どもを見るのかも考えなきゃいけない。夫が休みを取ってくれるときもあれば、夫の実家で見てもらうときもあったり、家族全員で時間割を組むような日々です。一人暮らしの頃は「お腹空いたな」で適当に買って帰っていましたけど、今はスーパーに寄って翌日の朝ごはんの材料を買わないといけないとか、そういう小さな手間が仕事の日にも積み重なります。

ーーこうしてお話を聞いているだけでも、ものすごくハードな日々であることが伝わってきます。

北川:もちろん大変だなとは思いますが、どちらもやりたくてやらせてもらっていることなので。本当にたくさんの人に助けてもらいながら、どうにか家庭と仕事が両立できていると感じています。両立“できている”と胸を張れるかは分からないですが、それでもなんとか回っていて、恵まれているなと思います。

ーー北川さんご自身の体力的な部分での変化はありましたか?

北川:うーん……でも昔よりずっと環境が良くなったと思います。昔は深夜2時とか3時まで撮影をして、そのまま次の現場に……なんてことも普通にありましたから(笑)。今はスタッフさんも電車があるうちに帰れていたり、人間的なスケジュールを考慮してくださったりと、環境が大きく変わっているので、あまり自分の体力的なつらさは感じないかもしれないです。

ーー第1子をご出産されてから復帰するまでもかなり早かった印象ですが、今回は特に無理をしないようにされたそうですね。

北川:第1子のときは、ちょうど自分が出演した作品の公開タイミングだったんですよね。だから自分の中で「映画に迷惑をかけられない」と思って、ちょっと無理してしまったんです。体型もすぐに戻さなきゃと焦って、無理してダイエットもして、かなりしんどかったのを覚えています。そうした反省もあって、今回はしっかり休んでから復帰しました。産後5カ月くらいで単発の『花のれん』(テレビ朝日系)に出て、そこから少しずつ慣らしていきました。今は息子も1歳を過ぎているので、無理のない形でやれています。

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