オリヴィア・コールマン×ベネディクト・カンバーバッチが夫婦役に　『ローズ家』秋公開決定

　オリヴィア・コールマンとベネディクト・カンバーバッチがW主演を務めた映画『The Roses（原題）』が、『ローズ家～崖っぷちの夫婦～』の邦題で今秋に日本公開されることが決定した。

　本作は、ある夫婦の離婚をめぐる“戦争”を描いた『ローズ家の戦争』（1989年）を再映画化したコメディ映画。『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』でアカデミー賞に2度ノミネートされたトニー・マクナマラが脚本を手がけ、『オースティン・パワーズ』や『ミート・ザ・ペアレンツ』のジェイ・ローチが監督を務めた。

　瀬戸際に立たされながらも完璧に見える夫婦を、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したオスカー女優コールマンと、『ドクター・ストレンジ』シリーズのカンバーバッチが演じる。そのほか、『パーム・スプリングス』のアンディ・サムバーグ、『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノンらが共演に名を連ねた。

　あわせて公開された本予告は、「君のためなら何だってするさ」「信じているわ」と愛の言葉を交わす夫婦仲睦まじいシーンから始まる。建築家のテオ・ローズ（ベネディクト・カンバーバッチ）と料理家のアイヴィ・ローズ（オリヴィア・コールマン）は順調なキャリア、かわいい子供たち、完璧な家庭生活に彩られ、誰がどう見ても順風満帆な夫婦だったが、夫が事業破綻をしクビを宣告されると事態が一変。見る見るうちに夫婦のバランスが崩れ、2人の心に秘められた競争心と不満が一気に火を噴く。最初は嫌味を言い合うだけだった2人だが、ついには罵り、つかみ合い、暴れ倒す壮絶な大喧嘩に発展。最後は銃まで持ち出す大変な事態に。2人があの手この手で想像の斜め上をいく攻撃を繰り出し続ける様子が描かれている。

■公開情報
『ローズ家～崖っぷちの夫婦～』
2025年秋全国ロードショー
出演：オリヴィア・コールマン、ベネディクト・カンバーバッチ、アンディ・サムバーグ、ケイト・マッキノンほか
監督：ジェイ・ローチ
脚本：トニー・マクナマラ
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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