主人公は“中国版ピーター・パーカー”? 『ベスト・キッド:レジェンズ』日本版予告公開

8月29日に日本公開される『ベスト・キッド:レジェンズ』の日本版予告が公開された。
本作は、空手とカンフー、2人のレジェンドの極意を受け継ぐニューヒーローの誕生を描く『ベスト・キッド』シリーズ最新作。オリジナル版で主人公の“カラテ・キッド”を演じたラルフ・マッチオがスクリーンに復活し、リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演を果たす。
1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』では、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が空手の達人ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)と出会い独特な修行方法により心身共に成長、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する。のちに続編も製作されるほどの人気シリーズとなった。さらに2010年にはジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキー・チェンは空手ではなくカンフーの達人(ミスター・ハン)として、スミス演じる少年ドレの師匠として登場、全世界で大ヒットを記録した。
本作でベスト・キッドを演じるのは、ドラマ『アメリカン・ボーン・チャイニーズ僕らの西遊記』などのベン・ウォン。本作では、空手、カンフー、拳法、テコンドーなどの武術を習得した彼がアクションを披露している。
公開された日本版予告は、最愛の兄を亡くし戦うことを封印していた少年リー(ベン・ウォン)にミスター・ハン(ジャッキー・チェン)が、「人生で大切なのは、それに戦う価値があるか、ないかだ」と語りかけるシーンから始まる。過去と向き合うことを避けていたリーだったが、心を許せる数少ない友人から助けを求められたことで、その友人を守るために再び戦う決意を固める。そんなリーの前に現れたのが、ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)のもとで修業を積んだ空手の達人ダニエル(ラルフ・マッチオ)。彼の「“カラテ・キッド”を鍛えましょう」という一言を合図に、2人のレジェンドによる猛特訓が始まる。すでにカンフーの基礎を身につけているリーに対し、ダニエルは「二本の枝は一つになる」と語りかけながら、ミスター・ミヤギが愛した盆栽が描かれたハチマキを手渡し、ミヤギ道空手の真髄を授けていく。さらに、ミスター・ハンとダニエルが戦いに加わる様子も。映像の最後では、リーが“チャイニーズ版ピーター・パーカー”と称されるシーンも描かれている。
また、本作のムビチケ前売券(カード)が5月23日より発売されることも決定した。
■公開情報
『ベスト・キッド:レジェンズ』
8月29日(金) 全国公開
出演:ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ、ベン・ウォン、ジョシュア・ジャクソン、セイディ・スタンリー、ミンナ・ウェン
監督:ジョナサン・エントウィッスル
脚本:ロブ・ライバー
製作:カレン・ローゼンフェルト
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェニー・ヒンキー、ラルフ・マッチオ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://www.bestkid-legends.jp

























