『ベスト・キッド:レジェンズ』今夏公開決定 ジャッキー・チェン登場の予告編も

『ベスト・キッド:レジェンズ』今夏公開

 全米で5月30日に公開される『ベスト・キッド』シリーズ最新作『Karate Kid: Legends(原題)』が、『ベスト・キッド:レジェンズ』の邦題で今夏に日本公開されることが決定した。

 本作は、空手とカンフー、2人のレジェンドの極意を受け継ぐニューヒーローの誕生を描くシリーズ最新作。オリジナル版で主人公の“カラテ・キッド”を演じたラルフ・マッチオ(ダニエル)がスクリーンに復活し、リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演を果たす。

 1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』(1984年)では、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が空手の達人ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)と出会い独特な修行方法により心身共に成長、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する。のちに続編も製作されるほどの人気シリーズとなった。さらに2010年にはジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキー・チェンは空手ではなくカンフーの達人(ミスター・ハン)として、スミス演じる少年ドレの師匠として登場、全世界で大ヒットを記録した。また、1作目の34年後を描いた映画のスピンオフドラマ『コブラ会』(2018年〜)もシーズン6まで製作され、Netflixで配信されている。

 本作の主人公は、17歳の高校生リー(ベン・ウォン)。北京でミスター・ハン(ジャッキー・チェン)からカンフーの指導を受けていたが、家族の不幸により母親と共にニューヨークに移住することになる。リーは過去の出来事を忘れようと努力するが、なかなか周囲やクラスメイトと馴染めず、不当ないじめを受け、争いごとやトラブルに巻き込まれてしまう。そんな時、心を許せる数少ない友人から助けを求められたリーは大切な友人のために戦うことを決意するが、自分のカンフーのスキルだけでは充分ではなく……。

 ベスト・キッドを演じるのは、何千もの若手俳優たちをはじめ世界中から応募が殺到したオーディションを勝ち抜いたベン・ウォン。ドラマ『アメリカン・ボーン・チャイニーズ僕らの西遊記』(2023年)などで活躍する新鋭で、空手、カンフー、拳法、テコンドーなどの武術を習得した彼のアクションは本作最大の見せ場となっている。

映画『ベストキッド・レジェンズ』予告1 今夏 全国の映画館で公開
キャストコメント映像『ベスト・キッド:レジェンズ』今夏 全国の映画館で公開

 あわせて、予告編とコメント映像、場面写真も公開。予告編は、ミスター・ハンからカンフーの指導を受ける高校生リーの姿から始まり、ニューヨークを舞台に繰り広げられる人間ドラマやアクションシーンの数々が映し出されるほか、マッチオ演じるレジェンズ=ダニエルの姿も確認できる。

 さらにコメント映像では、ジャッキー・チェンが「アクションもストーリーも素晴らしい映画です」、ベン・ウォンが「やっと皆さんに予告をお届けできます」、マッチオが「とにかく観てくれ」とそれぞれの思いを語っている。

 場面写真でも、ニューヨークの高層ビルを背景にハイキックを見せるリーの姿と、リーの師匠となる2人のレジェンズ=ダニエルとハン、そしてリーとの3ショットが切り取られている。

■公開情報
『ベスト・キッド:レジェンズ』
今夏全国公開
出演:ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ、ベン・ウォン、ジョシュア・ジャクソン、セイディ・スタンリー、ミンナ・ウェン
監督:ジョナサン・エントウィッスル
脚本:ロブ・ライバー
製作:カレン・ローゼンフェルト
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェニー・ヒンキー、ラルフ・マッチオ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://www.bestkid-legends.jp

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