桐山照史×重岡大毅×藤井流星が明かす、チーム円満の秘訣　WEST.は「野放しが似合う」

チーム円満の秘訣は“程よい距離感”

――大阪をはじめ、いろんな地方でロケをされていたそうですが、思い出深い場所は？

重岡：久々に大阪でロケをした時に思ったのが、大阪ってめちゃくちゃ話しかけてきはるんですよね。パワフルすぎて、スタッフさんが若干引いてたわ。

桐山：たしかに。土手沿いで撮影している時に、撮影してるって分かってるのに「こんにちは！」ってめっちゃ大きい声で話しかけてきたランニング中のおっちゃんがいたな。

重岡：俺もさ、撮影していたら「SixTONESや！　SixTONES！」って言われて「いや、WEST.です」って返したら「ああ、そうかWEST.か。そやそや、ほんでSixTONESやんな？」ってもう1段階ボケてくるおっちゃんいたわ。スタッフさんに「本当にこんなにボケてツッコんで、なんですね」って言われたの覚えてる。

藤井：俺は、人じゃないねんけど、定食屋を見つけるのが趣味になってたな。7人で撮影だったので、空き時間ある時は結構長くて。

桐山：ごはん屋さんと言えば誰か担々麺食べに行った？　俺、はじめて行ったのに「昨日のどうのこうの」ってご主人がめちゃくちゃしゃべりかけてきて。たぶん前の日にWEST.の誰かとしゃべったんやなって思ったんやけど。

重岡：それ俺かも。めっちゃうまいねんけど、ずっと横にいはるんよな。

桐山：そうそう！　「担々麺、お願いします！」って言っても「は〜い」って言いながら、横でしゃべり続けるみたいな。おもろかったな。

――先ほどみなさんがおっしゃった通り、7人の空気感が心地よい作品だなと感じました。ぜひWEST.のチーム円満の秘訣があれば教えてください。

桐山：程よい距離感なんじゃないですかね。めっちゃくっつくでも、めっちゃ離れるでもなく、絶妙な距離感。デビュー前含めたら20年近い付き合いなんで、できていることかなと。

重岡：たしかに、つかず離れずよな。

藤井：ふざけてベタベタすることはありますけど、基本プライベートで何してるかもあんまりわかんないですし。

桐山：どこに住んでるかもわからない。

藤井：だから意外と仕事で会うことが多いからこそ、楽屋でめっちゃしゃべってるのが俺らにとっては自然やけど、他から見たら珍しいとかもあるかもね。

重岡：だからこそ、今回みたいな会話劇ではいい距離感が出ているんじゃないかと思います。全然台本にないところとかめっちゃ増えてますから。

桐山：監督が舞台を観にきてくれて「あの時のMCみたいな感じで！」ってリクエストしてくれたこともありました。それで俺らも「わかった、まかしてくれ！」ってやったんですけど、あれはうまく行かへんかったな〜。

藤井：10年やってきたはずやねんけど、みんな空回りしてた。

重岡：カメラ回されたらあかんのよ。

桐山：WEST.っていうのは、野放しが似合うんだなって思った瞬間でした。

■公開情報
『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』
全国公開中
主演：WEST.（重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望）、恒松祐里、森香澄、剛力彩芽、藤原紀香、竹中直人
監督：瑠東東一郎
脚本：我人祥太、モラル
制作：松竹撮影所
主題歌：WEST.「ウェッサイソウル！」（ELOV-label） （作詞・作曲：トータス松本、サウンドプロデュース：ウルフルズ）
配給：松竹
©︎2025「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」製作委員会
公式サイト：https://movies.shochiku.co.jp/west-eiga/
公式X（旧Twitter）：@WEST_eiga
公式TikTok：@west_eiga