『ゲームセンターCX』応援上映イベント大盛況 有野課長も「勇気が出ました!」と感謝

“有野課長”こと、よゐこの有野晋哉がレトロゲームに挑戦する人気番組『ゲームセンターCX』DVD-BOX21購入者限定抽選イベント『有野課長と一緒に応援上映!』が4月12日、東京・新宿ピカデリーにて開催。有野とプロデューサーの菅剛史が登壇した。この日集まったファンは263人。上映前トークショーは、菅が「DVDシリーズも21。ここまで長く続くと思っていましたか?」と質問し、有野が「毎回聞かれてるけど、21も聞かれますか……思っていませんでした!」と答える、おなじみのQ&Aで幕を開けた。

『ゲームセンターCX』は、6月13日に放送400回を記念して『400分生放送』(FOD&フジテレビ ONE スポーツ・バラエティ)を実施。夜中0時から6時40分までという時間設定について、有野は「スタッフの高齢化が進んでおりますが、みなさん大丈夫でしょうか」と気遣うが、「やっぱり眠気と戦う課長も見たいじゃないですか」と菅。
すかさず有野が「じゃあ6時(18時)始まりでもいいんじゃないのかな」と食い下がるも、菅は「いやいやいや。それだと終わってから、タクシーでスタッフを送らなきゃいけないから。6時40分終わりなら、そのまま『ゆりかもめ』で帰っていただけるので」と裏事情を明かし、有野は「世知辛いですね~」と嘆いていた。

当日挑戦するソフトは『パンチアウト!!』で、400分のうち90分間はフジテレビにて地上波放送も決定。菅は「今、フジテレビで『ゲームセンターCX』のCMが流れているのを見たことがある方はいますか?」と切り出し、有野は「なんか知らんけど、CMを流してもらえるようになったんですよ」と笑いを誘った。
さらに7月12日には『ゲームセンターCX Symphony2025』も開催。これは「有野の挑戦」に登場したゲームミュージックをフルオーケストラが演奏するコンサートで、今回は約19年前ぶりに『マイティボンジャック』に挑む。有野は「あれはあれで終わってるはずなのに……」と語るが、菅は「勢いでセーフにしてもらったところがある」とし、今回こそは綺麗なクリアを目指すという。
これまでに2度、『ゲームセンターCX Symphony』を経験している有野。菅が「オーケストラをバックにゲームするってどんな気持ち?」と尋ねると、「こっちは楽しくて。『ツインビー』のときには、“ベルを取ると音楽が変わる”というところで(オーケストラが)慌てるだろうと思って、『何回もベル取ったれ!』と思った」と回顧。菅は「課長のいいところですよね」と頷き、有野は「そのたびに指揮者が大変っていう」と楽しげに振り返った。
ここで、本日の上映タイトルを発表。『ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ』と読み上げられると、笑い声とともに大きな拍手が巻き起こる。有野は「昔は応援上映なんてなかったけど、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のときに世界同時公開の初回に行ったら、外国の方がみんなライトセーバーを持って『わ~っ!』って。あんな感じになるといいな」と意気込んだ。

上映前にはマスコミ、観客同時に写真撮影が行われ、次々に飛び交う「カッコいい!」「かわいい!」といった声に、有野は「応援上映いいですね」と笑顔。客席後方からのポージングリクエストには「そんな遠くから撮れてんの?」と話しかけるなど、アットホームな時間が流れた。




















