カン・テオが“年下男子”として色気爆発 “ちょうどいいラブコメ”だった『ジャガイモ研究所』

Netflixで配信中『ジャガイモ研究所』が最終回を迎えた。除隊後初のドラマ出演となったカン・テオと、『酒飲みの都会の女たち』のイ・ソンビンが主演を務めた本作。ジャガイモ研究所が舞台のラブコメディで、カン・テオ演じるソ・ベクホとイ・ソンビン演じるキム・ミギョンの恋を中心に、コメディ色強めなユルいタッチで描かれた。本稿では、最終回を含む第11話、第12話を中心にご紹介したい。(以下、ネタバレを含みます)
ミギョン(イ・ソンビン)が働くソンニョ食品が、ミギョンの元の職場であるウォンハンリテールに企業買収で吸収合併されてしまい、ウォンハンリテールの理事ベクホ(カン・テオ)が所長としてやってくる。ミギョンの所属するジャガイモ研究所の所長となったベクホは、ミギョンと反目し合いながらも、互いに恋愛感情を持ち恋人同士となった。
心を通わせたミギョンとベクホだが、ミギョンがウォンハンリテールを辞めるように仕向けたのがベクホだと明かされ、ふたりの仲に亀裂が走る。ミギョンは、ベクホに対する怒りと悲しみで彼を遠ざけてしまう。そんなミギョンの姿にベクホは、職員から「キム代理はクビになるけど、所長さんと結婚するのね?」と茶化され、つい「結婚の計画がないどころか、もう恋人でもありません」と答えてしまう。ミギョンとベクホが破局したという噂は一気に所内に広まり、ミギョンの耳にも入ってしまう。ミギョンは、ベクホが自分と別れたと言ったことにさらにショックと怒りを感じて、ベクホに「私の前から消えて。目にも耳にもつかないよう」と言い放つ。
互いに愛し合いながらも、自分を辞職へ追い込んだベクホを許せないミギョンと、上司からの命令で、ミギョンと知らずに解雇してしまったことに苦しむベクホ。感情的になるミギョンと、苦悩するベクホが切ない。詰められたベクホ役のカン・テオの苦悶の表情演技もカッコいい。
ミギョンは、ベクホに対する怒りと、恋しく会いたい気持ちの葛藤に苦しみ、ストレスから胃けいれんを起こしてしまう。自分との関係でミギョンが寝込んだことを知ったベクホは、アワビ粥を作り、ミギョンの弟ファンギョン(シン・ヒョンスン)に預ける。ミギョンはベクホの元を訪れ、アワビ粥を返そうとするが、ベクホから「病気だと聞いて、目にも耳にもつかずに気遣いたい、その気持ちを抑えきれなかっただけです」と言われる。
ふたりの心情が伝わるやり取りの中、カン・テオの色気爆発演出シーンに惹きつけられる。カッターシャツの第2ボタンまでを外して胸元を大きく広げ、シャツの下にははっきりとわかる大胸筋に腕まくりをして、片手をポケットにつっこみ、反対側の手で頭を抱える仕草。完璧です! これぞ、“THE色気”! まるでフェロモンが画面から飛び出してきているよう。このカン・テオの色気にSNSでも「30歳ってこんな色気でるものなの?!」「色気と可愛いを兼ね備えてるカン・テオほんとにエグかった、なんか言い表せないけどズルいんよ 刺さる」「カン・テオ色気色気色気」「除隊した途端に男の色気プンプンしすぎた」と、除隊後でたくましさが増したカン・テオの色気に惹かれる声が多く見られた。























