松田元太×前田敦子、“新旧アイドル”の化学反応に期待! 『人事の人見』配役に感じる妙

そのいっぽうで、このキャスティングには大変な納得感がある。バラエティ番組などで見せる松田本人のキャラクターが、人見廉のキャラクターと重なるからだ。松田の人間性にドラマの制作陣が惚れ込み、当て書きをして生まれたのが人見廉なのだという。私は松田が日本語吹き替えを担当した『ライオン・キング:ムファサ』が公開される際にインタビューをしたのだが、彼の無邪気で飾り気の無い姿にすっかり魅了された。そして、彼のような人間はどこにいっても愛されるのだろうと感じた。早く“松田元太=人見廉”に会いたいものである。
しかし、そんな松田だとはいえ、プライムタイムで主演を務めるというのは重責を負うことでもある。そこで注目なのが、「日の出鉛筆」を本気で変えようと奮闘する本作のヒロイン・真野直己を前田敦子が演じることだ。
映画、ドラマ、演劇と、前田はシーンを自由に往来しながら俳優として豊かな経験を築いてきたが、そのキャリアの原点はアイドル活動だった。彼女のことを“元アイドル”という視点で語る人がいまどれくらいいるだろうか。それほどまでに前田は俳優としての実績を残してきたのだから。

真野は秀才で常識人だが、融通が利かず、周りと衝突することも多い人物らしい。おそらく人見とは真逆のタイプのキャラクターなのだろう。自由な人物に扮する松田の演技に、前田はどう対応してみせるのだろうか。新旧アイドルが生み出す化学反応に期待せずにはいられない。そう、名コンビが生まれる可能性だってあるだろう。
古い熱血体質の残る大企業を舞台にした人間ドラマ。おバカでピュアすぎる主人公・人見廉と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘する真野直己が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。
■放送情報
『人事の人見』
フジテレビ系にて、4月8日(火)スタート 毎週火曜21:00~21:54放送
※初回15分拡大(21:00~22:09放送)
出演:松田元太(Travis Japan)、前田敦子、桜井日奈子、新納慎也、ヘイテツ、松本まりか、小野武彦、鈴木保奈美、小日向文世ほか
脚本:冨坂友
音楽:カワイヒデヒロ
主題歌:宮本浩次「Today -胸いっぱいの愛を-」(ユニバーサルシグマ)
演出:河野圭太、山内大典
編成企画:草ヶ谷大輔
企画・プロデュース:後藤博幸
プロデュース:橋本芙美、高橋眞智子
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/jinji_no_hitomi /
公式X(旧Twitter):https://x.com/jinji_no_hitomi
公式Instagram:https://www.instagram.com/jinji_no_hitomi/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@jinji_no_hitomi






















