松嶋菜々子、やなせたかしの母校で『あんぱん』を鑑賞 「大切に演じていきます」

松嶋菜々子、『あんぱん』初回にコメント

 3月31日から放送が放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『あんぱん』。高知県立高知追手前高等学校にて「第1回を見る会」が開催され、松嶋菜々子が登壇した。

 朝ドラ第112作目となる本作は、『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルとした勇気の物語。実在の人物である2人をモデルとするが、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれる。脚本は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』、NHK大河ドラマ『西郷どん』などを手がけた中園ミホが担当する。

 高知県立高知追手前高等学校は、北村匠海演じる柳井嵩のモデル・やなせたかしの出身校。会場には563人が来場した。

 嵩の母・登美子役の松嶋は、「『あんぱん』は、やなせさんの明るさ、強さ、優しさを表現できる作品だと思っています。高知の皆さんが大事にされているやなせさんを描く作品ということですごく緊張していますが、大切に演じていきますので皆さんも温かい目で見ていただけたらと思います」と来場者に向けてコメント。

 制作統括の倉崎憲は、「ふだんはネットやお手紙などで感想を拝見することが多いのですが、皆さんの表情が見えるところで共に時間をご一緒でき、幸せに思います」と感謝を述べた。

コメント

松嶋菜々子(柳井登美子役)

『アンパンマン』は中学生当時に触れる機会があり、主題歌の歌詞で生きる意味に答えがあるのかと、すごく刺さったのを覚えています。今回再び深く対峙する機会があり、やなせさんの「人生はよろこばせごっこ」という言葉に、生きる意味の答えのヒントをもらいまし た。自分自身もまだまだ人生の中間地点で、これからだと強く感じました。『あんぱん』は、やなせさんの明るさ、強さ、優しさを表現できる作品だと思っています。高知の皆さんが大事にされているやなせさんを描く作品ということですごく緊張していますが、大切に演じていきますので皆さんも温かい目で見ていただけたらと思います。

倉崎憲(制作統括/チーフプロデューサー)

記念すべき初回放送をやなせたかしさんの母校で、高知の皆さんと松嶋菜々子さんと一緒に見られたこと、参加してくださった皆さんの熱量を直接感じられて感激しております。ふだんはネットやお手紙などで感想を拝見することが多いのですが、皆さんの表情が見えるところで共に時間をご一緒でき、幸せに思います。昨秋から高知ロケで始まった収録も折り返しを迎え、日々順調に進んでおります。これから半年間どうぞよろしくお願いいたします。

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■放送情報
2025年度前期 NHK連続テレビ小説『あんぱん』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:今田美桜、北村匠海、加瀬亮、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、細田佳央太、高橋文哉、中沢元紀、志田彩良、二宮和也、瀧内公美、山寺宏一、戸田菜穂、浅田美代子、吉田鋼太郎、竹野内豊、阿部サダヲ、松嶋菜々子
作:中園ミホ
音楽:井筒昭雄
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り:林田理沙アナウンサー
制作統括:倉崎憲
プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介
演出:柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉
写真提供=NHK

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