『SAKAMOTO DAYS』実写化のキャスティングを妄想 坂本太郎を演じられる俳優は誰か?

『SAKAMOTO DAYS』実写化キャスティング妄想

 2025年1月よりTVアニメが放送され、国内外で大きな人気を博している『SAKAMOTO DAYS』。原作は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中のバトルマンガで、スタイリッシュなアクション描写がその大きな魅力となっている。

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殺し屋としての危険な過去と、個人商店の店長として過ごす穏やかな現在が交差するTVアニメ『SAKAMOTO DAYS』。相反する2…

 今回はそんな同作について、「もし実写化するなら……」という可能性を考えてみたい。バトル要素をたっぷり盛り込んだ実写映画化を実現するなら、どんな配役がふさわしいのか……。各登場人物の“妄想キャスティング”にお付き合いいただきたい。

TVアニメ『SAKAMOTO DAYS』メインPV

 まず同作を実写で表現するうえでもっとも重要となるのは、主人公・坂本太郎のキャストだろう。一見だらしない身体つきの平凡な男性に見えるが、実は元・最強の殺し屋。いざという時にはその頃の片鱗をチラリと覗かせ、戦闘中には全盛期の頃のスリムな肉体を取り戻すこともある……。そんなマンガやアニメならではのキャラクター性を実写で表現するには、特殊メイクやVFXを駆使する必要がありそうだ。

 当然、そのキャストには身のこなしだけで歴戦の猛者であることを伝えられるようなアクション俳優がふさわしいはず。そう考えると、映画『ザ・ファブル』(2019年)や映画『ヘルドッグス』(2022年)など数々の作品で圧巻のアクションシーンを演じてきた岡田准一を挙げたくなる。あるいは年齢的な設定を考慮するなら、一回り下の世代で身体を張った演技に定評のある松坂桃李も適役かもしれない。

 続いて坂本の元部下で相棒的な立ち位置の朝倉シンも、戦闘シーンが数多く描かれるキャラクターだ。ただし坂本のように余裕たっぷりな戦いぶりではなく、苦戦してボロボロになることも多い。そこでキャストとして挙げたいのが、高橋文哉。主演を務めた『仮面ライダーゼロワン』(2019年〜2020年/テレビ朝日系)がそうだったように、“戦いで傷だらけになるイケメン”の役が似合う役者なので、この上なくハマりそうな予感がある。しかも2024年放送のドラマ『伝説の頭 翔』(テレビ朝日系)のようにコミカルな演技もできるので、ギャグシーンの掛け合いが多いシン役になおさら合いそうだ。

 また、序盤で仲間になる“ルー”こと陸少糖(ルーシャオタン)は、元マフィアでありながら坂本たちと比べて小柄で幼い印象のある少女。ルックス面で選ぶなら、元“乃木坂46のベビーフェイス担当”だった伊藤万理華が似合うのではないだろうか。伊藤は現在役者として活躍しており、『映画 賭ケグルイ』(2019年)や映画『サマーフィルムにのって』(2022年)などに出演してきた。その演技力もさることながら、屈指のダンスセンスがあるため、ジャッキー・チェンよろしく中国拳法や酔拳によって華麗に戦うルーのアクションを上手く再現してくれるはず。

 ルーに続いて仲間になる眞霜平助は、殺し屋会社をクビになった凄腕スナイパー。殺し屋らしいガタイのよさとは裏腹に、ピュアな性格で、少年っぽい短パン姿も印象的だ。そんなキャラクターのイメージにぴったり合いそうなのは、中川大志。映画『坂道のアポロン』(2018年)ではコワモテでありながら純粋な内面をもつ不良・千太郎役を演じていたが、その演技には平助役に通じるところを感じられる。

 そのほか坂本の妻・葵は、平凡な見た目ながら気丈でやさしい一児の母。そのキャスティングとしては、『14才の母』(2006年/日本テレビ系)などのドラマでお馴染みの志田未来が思い浮かぶ。というのも葵は作中で“幸せな家庭”を象徴するキャラクターとして描かれているので、家庭的な雰囲気を醸し出すことに長けた志田はうってつけだ。

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