『SAKAMOTO DAYS』実写化のキャスティングを妄想 坂本太郎を演じられる俳優は誰か?

『SAKAMOTO DAYS』といえば、日本殺し屋連盟直属の特務部隊「ORDER」の面々による活躍も大きな魅力となっている。もし実写化するのであれば、彼らのキャスティングにも多大な期待がかかるだろう。

まず南雲は、殺し屋時代の坂本と同期だった人物。いつも軽薄な笑みを浮かべていて、本心では何を考えているのか分からないキャラクターだ。それでいて、只者ではない強烈な存在感も持ち合わせている……。そこでキャスティング候補としては、神木隆之介の名前を挙げたい。2010年に始まった『SPEC』シリーズ(TBS系)で演じていた“最強キャラ”一十一(ニノマエ・ジュウイチ)は、飄々とした態度も含めて南雲にかなり近いキャラクターだったので、適役だと思わざるを得ない。

また神々廻(ししば)は、関西弁で仲間たちにツッコミを入れる「ORDER」の常識人枠。スーツ姿に肩まで伸びた金髪、顔の傷など、いかにも殺し屋的でハードボイルドな見た目をしているのが特徴だ。その実写キャストを検討するなら、たとえば間宮祥太朗はどうだろうか。間宮が映画『帝一の國』(2017年)で演じていた氷室ローランドは、まさに金髪のロングヘアーが特徴的なキャラクターだった。そのビジュアルの完成度は見事なものだったので、神々廻役も違和感なく演じてくれそうな予感がある。

そして大佛(おさらぎ)は「ORDER」の紅一点であり、丈の長い漆黒のドレスをまとったミステリアスな人物だ。深層の令嬢じみたおしとやかな見た目だが、武器は巨大な電ノコで、きわめてバイオレンスな性格をしている。ダイナミックなバトルシーンが期待できるキャラクターということで、ぜひともアクション適性の高い俳優をキャスティングしたいところ。そうなると、映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ(2021年〜2024年)で大活躍している髙石あかりの名前が思い浮かぶ。黒髪ロングのイメージが強い清楚なルックスも大佛役にはぴったりだ。
そのほか原作で活躍している「ORDER」のメンバーとしては、豹や篁といったキャラクターも控えている。それぞれキャスティングを考えてみるなら、ぶっきらぼうな大男の豹役にはたくましい身体つきで映画『東京喰種 トーキョーグール』シリーズ(2017年〜2019年)で亜門鋼太朗役などを演じてきた鈴木伸之、日本刀を携えた不気味な老人・篁役には、北野組でお馴染みの寺島進がふさわしいように思われる。
『SAKAMOTO DAYS』から『レオン』まで “殺し屋”ד家族・子供”はなぜ人気なのか?
放送中のアニメ『SAKAMOTO DAYS』(テレビ東京系)が話題だ。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の原作はもとより、…Netflixの『幽☆遊☆白書』や『シティーハンター』など、アクション描写の再現度が高い実写化作品が次々と生まれているここ数年。現代の映像技術をもってすれば、バトルシーンの多い『SAKAMOTO DAYS』を再現することも不可能ではなさそうだ。あとはハマリ役のキャストを見つけるだけなので、いつか原作やアニメに匹敵するクオリティの実写化が実現することを期待したい。
■放送情報
『SAKAMOTO DAYS』
テレ東系ほかにて、毎週土曜23:00~放送
Netflixほか各プラットフォームにて配信
キャスト:杉田智和(坂本太郎)、島﨑信長(朝倉シン)、佐倉綾音(陸少糖)、東山奈央(坂本葵)、木野日菜(坂本花)、鈴木崚汰(眞霜平助)、花江夏樹(南雲)、八代拓(神々廻)、早見沙織(大佛)
原作:鈴木祐斗(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
監督:渡辺正樹
シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン:森山洋
制作:トムス・エンタテインメント
オープニング・テーマ:Vaundy「走れ SAKAMOTO」(SDR/Sony Music Labels Inc.)
©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS 製作委員会
公式サイト:https://sakamotodays.jp
公式X(旧Twitter):@SAKAMOTODAYS_PR
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@sakamotodays_pr























