『二十五、二十一』『ソウルメイト』など、“卒業シーズンに観たい”韓国ドラマ・映画5選

映画『20世紀のキミ』

1999年を舞台にしたちょっぴり切ない青春映画『20世紀のキミ』。心臓の手術でアメリカにしばらく行ってしまう親友ヨンドゥ(ノ・ユンソ)の代わりに、ヨンドゥが思いを寄せるヒョンジン(パク・ジョンウ)の調査を頼まれたボラ(キム・ユジョン)。彼女は毎日ヒョンジンのことを追うが、彼の親友ウノ(ピョン・ウソク)に次第に惹かれていく。
『いつかの君に』と同じスマホがまだない時代、ポケベルやビデオテープ、分厚いパソコンなど、ところどころで20世紀であることを感じさせてくれる。また、親友のために調査していく中で、自分の心臓の高鳴りに気が付くピュアな描写も懐かしさを感じさせるポイント。友達と恋をどちらを取るかという、切なくてもどかしい気持ちを追体験できるとともに、自分の気持ちに正直になる大切さを教えてくれる作品だ。
映画『ソウルメイト』

キム・ダミ、ピョン・ウソク、チョン・ソニが出演している映画『ソウルメイト』。自由奔放なミソ(キム・ダミ)と堅実なハウン(チョン・ソニ)は、性格は真逆だが親友同士。済州島で大切に思い合いながら日々を生きていたが、ハウンに彼氏ジヌ(ピョン・ウソク)が出来てからは3人で過ごすようになる。平穏な日々を過ごしていた3人だったが、ミソがソウルに上京したことで、ミソとハウンの心の距離も離れてしまう。
この映画では、ミソとハウンの間に何があったのか? ハウンは今どこにいるのか? という謎を紐解くために過去を振り返っていく。大人になるにつれて、友人との関係性は変わりゆくという現実を目の当たりにして、少し寂しさも感じてしまうだろう。一方で、その中には変わらない固い絆も存在することも気づかせてくれる作品だ。






















