『まどか26歳』芳根京子が学んだ“チーム医療”の重要性 城崎の新人育成スキルの高さが光る

救命救急科だからこそ求められる“チーム医療”の重要性が説かれた『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)第6話。
救命医でリーダーの榎本(菅野莉央)は他の医師や看護師への指示出しがまるで下手で、研修医のまどか(芳根京子)が「何をしたらいいか」問うと「自分で考えて」と言い捨て、「まだ突っ立ってる方がまし。これ以上私の仕事を増やさないで」と言い放ってしまう。

まさにカリスマ救命センター長の城崎(佐藤隆太)が「生死を彷徨う救急の現場では1つの伝達ミスが命取りになる」と言っていた通り、榎本率いるチームでは余計なコミュニケーションコストがかりそうだ。そんな状況下でも城崎は「ここにいる医者は全員がスタメンだ。ベンチなんか誰もいない」と周囲を鼓舞する。

医者もかつては「主治医制」で1対1で患者に対応していたが、何人もの医師で患者を診る「チーム医療」に切り替えることで、医者個人の腕に左右されず多くの患者を救うことができるようになる。

城崎曰く「診断がついていない患者、どこが悪いのかわからない患者がどんどん来て、次々判断しなければならない」救命救急は、病院の中のあらゆる科と繋がっている必要がある。早朝から病院のロビーに職域や科を問わず集まり、1つの症例について新たな視点や経験則をシェアし合う場に初めて参加したまどかにとっても、大変刺激をもらったようだ。