『御曹司に恋はムズすぎる』永瀬廉の不器用でまっすぐな愛情表現 昴×まどかに訪れた試練

『御曹司に恋はムズすぎる』昴の愛情表現

 花倉まどか(山下美月)への明確な恋心を自覚した天堂昴(永瀬廉)。昴の思いにまどかも気づき始めていた。『御曹司に恋はムズすぎる』(カンテレ・フジテレビ系)第4話では、昴とまどかに再び試練が訪れる。恋愛感情が明確になったここからが恋愛ドラマの面白いところだ。

 当初はお金持ちでルックスもいい、少し気に障る嫌なヤツだった昴だが、まどかに対する気持ちに自覚してからは、誰よりも本気でアプローチするいいヤツへと見方が変わってきた。今では不器用な昴のアプローチが微笑ましい。そんな昴の恋心を知ったまどかは、昴を心配して行動したことに疑問を抱いていた。

 2人の恋模様は順調に行くはずはない。そんな2人を見て浮かない顔をしていたのが子供服部門のプロジェクトリーダー・成田理人(小関裕太)だ。成田は昴とは違って落ち着いていて謙虚、それでいて品がある。リリー(中村里帆)によると、そんな成田はまどかの好きなタイプなのだという。それを聞いた昴は、以前よりも成田をライバル視するあまり、2人の距離感に嫉妬していた。

 そんな矢先、子供服部門に突然訪れて来たのは社長の東雲香織(筒井真理子)。服天の子供服再興プロジェクトに向けて進んでいた子供服部門に、1年以内にヒット商品を生み出すことができなければ、チームを解散させるという厳しい条件が提示される。しかし、子供服部門にとってそれはあまりにも厳しすぎる条件だ。だが、東雲の決断は昴、そしてまどかへの期待のあらわれなのかもしれない。

 さっそく成田は、各自で新商品のアイデアを考えてくるように指示を出す。子供服に特別な思いを抱いていたのがまどかだった。プレゼン当日、近隣の保育園を回ってニーズ調査をしてきたというまどかのプレゼンで提案したファッションは、子供の汚れすらもファッションとして楽しむ斬新なアイデアを提案した昴とは対照的に、コットン100%にこだわった至ってシンプルなもの。子供を持つ保護者のニーズに寄り添った現実的なプレゼンだ。しかし、「こんな服作って意味あります?」と異を唱えたのが昴。まどかが険しい表情をしながら俯いているのを見て、ハッと我に返った昴は、心配するあまり帰宅しているまどかのあとをつける。これはストーカーなのではと言いたくなってしまうが、それも昴の優しさなのだ。

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