2025.01.22 17:30

ペ・イニョク＆キム・ジウンが『チェックイン漢陽』を語る　「飽きさせない展開にも注目」

文＝リアルサウンド映画部

　Leminoにて日本独占配信中の韓国ドラマ『チェックイン漢陽（ハニャン）』に出演しているペ・イニョクとキム・ジウンのインタビューコメントが公開された。

　本作は、朝鮮時代・漢陽のど真ん中、王宮よりも煌びやかだと言われる旅閣、「龍天楼（ヨンチョンル）」に集まった若者たちを描いた青春ロマンス時代劇。“お客様は王様”という「龍天楼」で、何かと騒動を起こす4人の口癖は「ハオナ（ですが）……」。いつの間にか「ハオナ四人衆」と呼ばれる問題児チームとなり、苦楽を共にしていくことになる。

　ペ・イニョクは「キャラクターの多彩さと深みが、この作品への出演を決めた大きな理由でした」と語り、彼が演じるイ・ウンについて「イ・ウンは学ぶところの多い人物で、俳優としても収穫の多いキャラクターだと感じました」とコメント。

　一方で、初の時代劇に挑戦したキム・ジウンも「男装女子という設定がとても興味深く、この作品に惹かれました。ホン・ドクスは厳しい状況でも笑顔を絶やさず前に進むたくましいキャラクター。その芯の強さがカッコいいと思います」と語った。

　ペ・イニョクが演じるイ・ウンは、普段は控えめで洗練された姿を見せるが、内面に複雑な葛藤を抱えているキャラクター。これに対し、ドクスは、父親を失った悲しみを抱えつつも、男装をして真実を追い求める情熱家。「一見堅実で節制された人物ですが、もう一面では慣れない環境のせいで突拍子もない行動を取ることもあり、そのギャップが魅力的なんです」とペ・イニョクが話し、「ホン・ドクスはどんな困難にも負けずに前に進む姿が魅力。私もその勇敢さに学びました」とキム・ジウンも続いた。

　さらに、本作が自身のキャリアにとってどのような意味を持つかについて、ペ・イニョクは「演技の幅を広げることができた作品です。より成熟した大人な演技をお見せできればと思います」と振り返る。キム・ジウンも「初めての時代劇、初めての男装キャラクターなど、様々な“初”に挑戦でき、成長できた作品です。『キム・ジウンはどんな役でも演じられる』と感じていただければ嬉しいです」と語り、それぞれが成長を実感した様子を見せた。

　最後に視聴者へのメッセージとして、ペ・イニョクは「多様な事件や葛藤が詰まった物語で、最後まで飽きさせない展開にも注目してください」と呼びかけた。