宮世琉弥は“今最も目が離せない”若手俳優だ 『問題物件』心霊オタ役で挑む新境地

そんな宮世の2025年初の作品が上川隆也主演ドラマ『問題物件』だ。自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが解決していく、これまでになかった新感覚ミステリー。宮世が演じるのは、不動産会社の販売特別室室長で恵美子(内田理央)の上司・大島雅弘。これまでの宮世というと王道のイケメンキャラを演じることが多かったが、本作で演じる大島は、7年前に交通事故で両親を亡くした過去を持ち、自身も後遺症で足が不自由になり車いす生活を強いられている。それでいて、心霊動画や心霊系のゲームを楽しんでいる心霊現象が大好きな心霊オタクの一面もある。

人見知りかつ、心に闇を抱えたミステリアスなキャラクターについて、宮世は「そんな雅弘というキャラクターをどう作っていくのか……自分の引き出しを多く持って探っていけたらいいなと思っています」とコメントを寄せており、宮世にとっても新境地と言える役柄となっていきそうだ(※)。
この先も、『アンダーニンジャ』、『遺書、公開。』に加えて、3月には主演映画『顔だけじゃ好きになりません』の公開が控えている。“推し”とそのSNSを運営する“中の人”になったヒロインの新体感型ハイスピードラブコメディという令和の時勢を反映した本作で、宮世は青髪に初挑戦。金髪、茶髪、黒髪と来て、ついに青髪まできたのかという驚きとともに、宮世ならばどんな髪色でも似合ってしまうだろうという確信もある。2025年はどのような姿でエンタメを彩ってくれるのか。宮世の存在抜きにして、2025年の映像界は語れない。
参照
※ https://realsound.jp/movie/2024/12/post-1865729.html
■放送情報
『問題物件』
フジテレビ系にて、毎週水曜 22:00~22:54放送
※初回15分拡大(22:00~23:09放送)
出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥ほか
原作:大倉崇裕『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』(光文社文庫刊)
脚本:松田裕子、原野吉弘、北浦勝大
演出:紙谷楓、木下高男、宮木正悟
音楽:森優太、湯浅佳代子、赤坂美和
主題歌:SPYAIR「Buddy」(Sony Music Labels)
プロデュース:江花松樹
プロデューサー:貸川聡子
制作協力:共同テレビ
©フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/mondaibukken/





















