『ヒロアカ』が国内で実写化されるなら? 理想の“1年A組キャスト”を妄想してみた

『ヒロアカ』が国内で実写化されるなら?

飯田天哉

 そのほか、飯田天哉は曲がったことが許せない真面目な学級委員長で、1年A組メンバーのなかでは体格に恵まれているのも特徴。その配役として合いそうなのは、2023年12月公開の大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で悲劇の特攻隊員を演じた実力派・水上恒司だ。真面目な好青年のイメージもマッチョな体格も、飯田役にぴったりだと思われる。

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蛙吹梅雨

 また蛙吹梅雨はつぶらな瞳が特徴的なカエル少女。作中屈指の個性的なキャラクターなので、実写で再現するのは難しそうだが、若手世代の演技派筆頭である杉咲花なら……という期待を抱いてしまう。

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2023年12月に封切られた映画『市子』以降、杉咲花の季節がずっと続いているーー。  主演を務めているドラマ『アンメット ある…

 2023年12月公開の映画『市子』では、主人公・川辺市子役として、ミステリアスで深みのある役柄を演じていたが、彼女ならポップな見た目と達観した内面のギャップが激しい蛙吹のことを見事に表現してくれそうだ。

八百万百

 八百万百は、成績優秀で真面目な性格の副委員長。優等生っぽいイメージが合う若手女優は少なくないが、とくに1月から放送されたドラマ『大奥』(フジテレビ系)の主人公・五十宮倫子役などで活躍する小芝風花はハマリ役になりそうな印象がある。

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上鳴電気

 上鳴電気は普段は軽薄なキャラクターだが、放電の個性を使うことで“アホ”になってしまうのが特徴。ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)の天才ラッパー・KABE太人役や映画『恋わずらいのエリー』の裏表がある王子様役などで知られる宮世琉弥なら、見た目的にも、“二面性の表現”ができそうという意味でも期待以上のクオリティを叩き出してくれそうだ。

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相澤消太

 さらに雄英高校の関係者についても触れておこう。1年A組の担任教師・相澤消太はいつもけだるそうな態度で、伸びっぱなしの長髪とヒゲもチャームポイントと言っていいだろう。そのワイルドな風貌に合った配役としては、『クローズZERO II』の鳴海大我役や、最近では土屋太鳳主演『マッチング』への出演などで知られるミュージシャンで俳優の金子ノブアキを推したい。とはいえビジュアルでいえば、オダギリジョーもドンピシャでハマりそうな俳優ではある。

オールマイト

 そしてNo.1ヒーローのオールマイトを再現するには、圧倒的なカリスマ性とマッスルボディが必要不可欠だが、そこで真っ先に思い浮かぶのは鈴木亮平だ。Netflix映画『シティーハンター』の冴羽獠役を始めとして、さまざまな実写化作品を大成功させてきた鈴木なら、誰もが納得のオールマイトを実現できるはず。

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 もちろん今のところ国内での『僕のヒーローアカデミア』実写化企画は発表されておらず、あくまで今回の実写キャスト語りは架空のものではある。ひとまず注目すべきは、企画が進行中だというハリウッド実写化の行方だろう。

 その結果次第で、今後のメディアミックス展開も左右されそうなので、原作ファン目線でも見逃せない作品になるのではないだろうか。『ONE PIECE』や『幽☆遊☆白書』、『ゴールデンカムイ』などに続く実写化の成功例となることを祈りたい。

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