『呪術廻戦』実写化キャストを勝手に妄想 “現代最強の術師”五条悟にふさわしい俳優は?

 物語の序盤、“宿敵”として虎杖の前に立ちふさがる真人は、ツギハギだらけの不気味なビジュアルで、凶悪な本性がにじみ出たような笑顔が特徴的なキャラクター。その実写化キャストとしては、渡邊圭祐の名前を挙げたい。

 2023年公開の映画『わたしの幸せな結婚』ではヒロインの斎森美世を監視するミステリアスな雰囲気の御曹司・鶴木新役、映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』ではリン・ヤオ/グリード役を演じていた役者だが、その色っぽく怪しい雰囲気が真人役に合いそうな気がしてならない。

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 そのほか、呪術高専関係者の実写化キャストについても考えてみよう。“現代最強の呪術師”こと五条悟は、作中の公式設定でイケメンと認定されているキャラクターで、スタイルのよさも特徴的。カリスマ性のある俳優でないと演じるのは難しそうだが、横浜流星であれば多くの原作ファンを納得させられるのではないだろうか。

 どちらかといえば硬派な役者なので軽薄な雰囲気の五条とは違う……と思う人もいるかもしれないが、映画『嘘喰い』で演じた主人公の斑目貘は、天才ギャンブラーとしての実力とは裏腹に軽薄な態度が目立つ人物で、銀髪という点でも五条に近い役どころだった。

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 一方で七海建人は、苦労をにじませた雰囲気の“脱サラ”呪術師。「実写化するならマッツ・ミケルセン」と言われているほど渋く、貫禄のあるキャラクターだ。しかしそんなイメージにもかかわらず、実際の年齢は「渋谷事変」の時点で28歳、呪術高専在籍時の学年は五条よりも1つ下で、年齢と見た目に大きなギャップがある。

 そのため実写キャストを考えるのが難しいのだが、現在33歳の俳優・坂口健太郎はどうだろうか。さわやかな印象が強いかもしれないが、2022年公開の映画『ヘルドッグス』では漆黒のスーツに身を包みながら暴れまわるヤクザ・室岡秀喜役で新境地を切り拓いていた。渋いオトナの雰囲気を醸し出すこともお手の物だろう。

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 また七海といえば作中トップクラスでガタイがいい人物なので、“隠れマッチョ”で体格がいい坂口はやはりハマリ役になるのではないだろうか。

 完璧な実写化を実現した『ファンタ学園 超人先生』をきっかけとして、一気に実写キャストを想像しやすくなった『呪術廻戦』。もし今後映画やドラマの企画が発表されることがあれば、大きな盛り上がりを見せそうだ。

■配信情報
TVアニメ『呪術廻戦』第2期
各配信サービスにて配信中
キャスト:榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、中村悠一、島﨑信長、櫻井孝宏、諏訪部順一、三瓶由布子
原作:『呪術廻戦』芥見下々(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史、小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
「渋谷事変」オープニングテーマ:King Gnu「SPECIALZ」(Sony Music Labels)
「渋谷事変」エンディングテーマ:羊文学「more than words」(F.C.L.S./Sony Music Labels)
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
公式サイト:https://jujutsukaisen.jp

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