『REBEL MOON』エド・スクライン、『レオン』ゲイリー・オールドマンを参考にしていた

『REBEL MOON』エド・スクラインが語る

 4月19日より独占配信されるNetflix映画『REBEL MOON — パート2:傷跡を刻む者』で提督ノーブルを演じているエド・スクラインのコメントが到着した。

 本作は、ザック・スナイダーが20年以上構想し監督・脚本・製作・原案を務め、黒澤明監督の『七人の侍』からインスパイアを受け創造した、銀河が舞台のSFスペクタクル巨編。『パート2』では、銀河を支配する悪の帝国マザーワールドと、巨悪にリベンジを誓った主人公コラの元へ集うアウトロー集団〈チーム・レベルズ〉の大決戦が遂に開幕する。

 舞台は、悪の帝国マザーワールドが支配する銀河。帝国側の人間だったという暗い過去から逃げ、惑星の片隅の平和な村で暮らしていた心優しい熱き戦士コラ(ソフィア・ブテラ)は、ある日、マザーワールドの提督ノーブル(エド・スクライン)が率いる大軍勢の襲撃を受け、リベンジのために共に戦う反乱者〈レベルズ〉を集める旅へ出る。あらゆる惑星から集結した銀河のアウトローたちと力を合わせ、 一時は帝国の大軍勢を退けることに成功したレベルズ。しかし、無尽蔵の軍事力を誇る帝国は、再びコラたちの村へと容赦なく襲いかかる。

 『パート1』に続き、レベルズの宿敵となるマザーワールドの提督ノーブルを演じているのは、『デッドプール』や『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズなどのスクライン。村を殲滅することさえいとわない冷酷非道なノーブルを演じるにあたり、スクラインはは『レオン』のゲイリー・オールドマンや『シンドラーのリスト』のレイフ・ファインズら、名悪役たちを参考にしていたことを明かした。

 暗い過去から逃げ、平和な村で暮らしていた心優しい熱き戦士コラ(ソフィア・ブテラ)は、ある日、悪の帝国マザーワールドの襲撃を受け、リベンジのために共に戦う反乱者〈レベルズ〉を集める旅へ出る。銀河のアウトローたちと力を合わせ、一時は帝国の大軍勢を退けることに成功した彼らだったが、無尽蔵の軍事力を誇る帝国は、再びコラたちの村へと容赦なく襲いかかる。スクラインは、チーム・レベルズを駆逐せんと迫るマザーワールドの執行官・ノーブル提督を演じ、『パート1』では罪のない村人を容赦なく殺すなど、人間味ゼロ で血も涙もない様子が描かれていた。

 ノーブルを演じるにあたり、スクラインは「ノーブルが発作的にけいれんするシーンがあるのですが、そこは『レオン』のゲイリー・オールドマンからきています」と、麻薬密売組織を裏で牛耳り、無関係な人間を殺すことに一切の躊躇を見せないノーマン・スタンスフィールドを演じたオールドマンの演技を参考にしたことを明かしている。作中では、『レオン』でオールドマンがとある薬を飲む演技で見せた不気味な動きを彷彿とさせるスクラインの演 技が炸裂。さらに、「『シンドラーのリスト』で実在の人物アーモン・ゲートを演じたレイフ・ファインズも、『パート1』でのノーブルの振る舞いに反映されていると思います。『パート2』でノーブルは、アーモン・ゲートから『地獄の黙示録』のカーツ大佐(マーロン・ブランド)へ変化します。復讐と贖罪という必然的な神の道を歩んでいるのだから自分は正しい、という妄想に固執しているんです」と、名優たちが演じた殺人者たちの狂気的な一面を取り入れたことを語った。

 そして、スクラインが言及しているように、 『パート2』では死を迎えたはずのノーブルが完全復活し、むしろパワーアップを果たした姿が描かれる。スクラインは本作について、「『パート2』で私たちが目にする新生ノーブルは、『パート1』のエンディングで見た蘇生の過程でほぼ破壊されてしまった彼です。『パート1』では、暴力の積み重ねを楽しんでいるように見えましたが、それがもはや水面下ではなく、彼のすべての行動の 第一義となっていきます。生まれ変わったノーブルは、軍としての有用性を失うほど一直線に突き進みます。生気をはぎ取られ、闇にとらわれ、コラを殺すという思いだけが彼を突き動かしています」と明かし、ノーブルの変化を詳しく語った。

■配信情報
『REBEL MOON — パート1:炎の子』
Netflixにて独占配信中
『REBEL MOON — パート2:傷跡を刻む者』
Netflixにて、4月19日(金)世界独占配信
監督・脚本・プロデューサー:ザック・スナイダー
出演:ソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、ジャイモン・フンスー、ミヒウ・ハウスマン、スタズ・ネア、クレオパトラ・コールマン、エド・スクライン、アンソニー・ホプキンス

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる