『おいハンサム!!』は変更が頻出? 吉田鋼太郎は「これが意外と良かったり」と監督を絶賛

『おいハンサム!!』撮影現場秘話

 さらに吉田の口から「Season1の時は面食らったけれど、もうSeason2では慣れているので心地良い」と、撮影現場の裏話も飛び出す。「山口監督は口うるさく注文をする人ではないのですが、とにかく変更が多い。その場で10行や20行ある長台詞を覚え直さなきゃいけないので、台詞を言うのに精一杯になって、プラン通りの演技にならないし余裕もなく、ただ台詞を言っているだけの状態に陥ってしまうんです」。

山口雅俊(脚本・監督)
山口雅俊(脚本・監督)

 「でも仕上がった映像を見てみると、これが意外と良かったりする。そうするといままで自分がやってきた演技は何だったんだろうと思ってしまうのですが、山口監督は吉田鋼太郎の新しい一面を開眼させてくれた恩人でもあります」と感謝を伝え、「とにかくいいものを作ろう、もっともっと、まだまだという人なので、我々俳優やスタッフもそれに乗っかっていき、破綻をきたさないところがこの人の凄さ。山口監督の現場で演出を受けるのも楽しいし、出来上がった作品を観るのも楽しくて有意義なことです」と褒めちぎった。

伊藤理佐(原作者)
伊藤理佐(原作者)

 そしてこの舞台挨拶中に、4月6日の第1話のテレビ放送をもって解禁となる映画『おいハンサム!!』の特報映像がひと足先にお目見え。その冒頭に出た“なぜか映画化”というワードに吉田は「本当にこういう気持ちです」と満面の笑みを浮かべ、伊藤も「ひとりで地味に漫画を描いていて、それがおもしろい監督に見つかって、ハンサムな吉田さんにやってもらって、おもしろがってくれる人がいっぱいいて。本当に漫画ってすごいなと思っています」と感無量の面持ち。

左から)山口雅俊(脚本・監督)、吉田鋼太郎(主演)、伊藤理佐(原作者)
左から)山口雅俊(脚本・監督)、伊藤理佐(原作者)、吉田鋼太郎(主演)

 最後に吉田は、「撮影をしていて自分がワクワクドキドキして、これがどう映画になってスクリーンに映しだされるのだろうか、早く観たいなと思っていたぐらいなので、きっとみなさんにも楽しんでもらえると思います。『おいハンサム!!』テイスト満載の映画になっていると思うので、ご期待ください」と呼びかけていた。

■放送情報
『おいハンサム!!2』
東海テレビ・フジテレビ系にて、4月6日(土)スタート 毎週土曜23:40~24:35放送
出演:吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI、浜野謙太、太田莉菜、野波麻帆、藤田朋子、ふせえり
企画:市野直親(東海テレビ)
原作:伊藤理佐『おいピータン‼』『おいおいピータン‼』(講談社『Kiss』連載)
Special Thanks:『渡る世間はオヤジばかり』(講談社 KissKC 所載)、『チューネン娘。』(祥伝社 FEEL COMICS)、『あさって朝子さん』(マガジンハウス)、『ミックスリサ』(講談社漫画文庫)、『結婚泥棒』(集英社クイーンズコミックス)
脚本・演出:山口雅俊(ヒント)
音楽:「おいハンサム‼︎」オリジナルサウンドトラック MAYUKO、眞鍋昭大、宗形勇輝(ワンミュージック)
エンディングテーマ: The Ronettes 「BE MY BABY」
エグゼクティブプロデューサー:宮川朋之(日本映画放送)
プロデューサー:山口雅俊(ヒント)、遠山圭介(東海テレビ)、塚田洋子(日本映画放送)、清水拓哉(日本映画放送)
協力プロデューサー:中頭千廣(東海テレビ)
制作協力:ヒント
制作著作:東海テレビ、日本映画放送
©東海テレビ/日本映画放送
公式サイト:https://www.oihandsome.com/

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