『Re:リベンジ-欲望の果てに-』は赤楚衛二の新境地となる? クレバーな一面への期待
さらに、役柄に沿ってビジュアルや立ち振る舞いを変えることをいとわないのが赤楚の特徴である。7月26日に公開予定の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』で赤楚は坂本龍馬を演じているが、その役に合わせて顎ヒゲを蓄えた姿を見せている。
赤楚衛二はこれまでにない坂本龍馬となるか 『ゾン100』の“コメディ力”が発揮される予感
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『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)では主人公の桐生戦兎(犬飼貴丈)が物理学者で黒髪であるのに対して、赤楚が演じたもう1人の中心人物・万丈龍我はプロの格闘家で茶髪であった。性格も見た目も正反対の2人が次第にいいコンビとなっていくのがこの作品の見どころの一つとなったのだが、赤楚は当初、見た目が犬飼と似通っていたそう。そのため、髪を染め、筋肉を付けるなどして犬飼と外見を差別化してから撮影に臨んだという(※1)。
赤楚衛二、フジ連ドラ初主演 4月期木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』で記者役に
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また、戦兎との違いとして「熱くてバカっぽいところ」を出すため、意識して巻き舌にしたり、画面で見切れているときにも頭を掻くなど細かい芝居をしたことを明かしている(※2)。それほど、赤楚は演じる人物のビジュアルや仕草を大切にする俳優なのである。
本作で演じる海斗について、赤楚は「海斗の変化に合わせて、まずは体型やビジュアル的なところを意識して変えていこうと思っています」とすでに明言している。ここにきっと赤楚の“本気”が見えるはずだ。どう変わっていくのかが今からとても楽しみである。
これまで映画やドラマに出演する度に、演技の幅を広げ、新しい一面を見せてきた赤楚。その中でも本作で演じる海斗は新たな挑戦となる役柄となるのではないだろうか。果たして、今度はどんな顔を見せてくれるのか、期待して放送を待ちたい。
参照
※1. 『宇宙船』vol.158(AUTUMN 2017.秋)ホビージャパン 2017年9月30日
※2. 『OFFICIAL PERFECT BOOK BUILD BEST MATCH CREATION [仮面ライダービルド 公式完全読本]』ホビージャパン〈公式完全読本シリーズ〉 2018年12月25日
■放送情報
木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』
フジテレビ系にて、4月11日(木)スタート 毎週木曜22:00〜22:54放送
※初回15分拡大
出演:赤楚衛二
企画:藤野良太
脚本:伊東忍、中村允俊、奥村徹也
プロデュース:足立遼太朗
演出:金井紘
制作協力:storyboard
制作著作:フジテレビ
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