『ブギウギ』第16週「ワテはワテだす」を振り返る タナケン&スズ子の黄金タッグが誕生
毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(土曜日は1週間の振り返り)。第72話から第76話までの第16週「ワテはワテだす」を振り返る。
第72話では、楽団を解散したスズ子(趣里)に、日本を代表する喜劇王の“タナケン”こと、棚橋健二(生瀬勝久)からの共演依頼が届く。スズ子は乗り気ではなかったが、山下(近藤芳正)の熱意に押され、まずはタナケンと会うことに。しかし、約束の時間になってもタナケンは現れない。実はタナケンにスズ子を強く推薦していたのは羽鳥善一(草彅剛)だった。
第73話では、大阪から秋山(伊原六花)がやってくる。秋山は棚橋の大ファンであることを明かし、スズ子の背中を後押しした。秋山との別れ際、サム(ジャック・ケネディ)と腕を組んで歩いている小夜(富田望生)をスズ子は見つける。その日は後を追うことはできなかったが、後日再び再会。小夜はサムが恋人であると告げる。
第74話では、サムに捨てられたと小夜が泣きながらスズ子を訪ねてくる。スズ子は怒り心頭。サムにどういうことかと迫りに行くと、サムは小夜に向かい、たどたどしい日本語で「私と結婚してください」と伝えるのだった。一方、スズ子はタナケンとの舞台稽古において、タナケンの煮え切らない態度や劇団員の田中(西村直人)からの言いがかりや嫌味もあって、気持ちが折れかけていた。
第75話では、サムと小夜が愛助(水上恒司)から家に招かれる。サムの小夜への実直な思いを知ったスズ子は、二人の結婚を認める。小夜から「どこで何してだってスズ子さんはスズ子さんだ。堂々としててください」と言われたスズ子は、羽鳥からの助言もあり、タナケンとの芝居でも“あるがまま”でいることを選ぶ。芝居が変わったスズ子を、タナケンも「面白い」と認める。
第76話では、喜劇『舞台よ!踊れ!』の幕が上がる。スズ子は羽鳥の新曲「コペカチータ」も見事に歌い上げ、タナケンとの舞台は大成功となる。そんなある日、トミ(小雪)から伝言があると、社長秘書室長の矢崎(三浦誠己)が、スズ子と愛助のもとにやってくる。その伝言は、愛助とスズ子の結婚を認める条件として出されたのは、スズ子が歌手を辞めることだった。
【写真】トミ(小雪)からの伝言に驚きの表情の愛助(水上恒司)とスズ子(趣里)