ベネディクト・カンバーバッチらがファンの質問に回答! 『エンドゲーム』撮影裏話も
最後に登場したベネディクト・カンバーバッチは、BGMにあわせてダンスをしながら軽快に登場。会場に向かって手を振る様子に、杉山が「ドクター・ストレンジみたい」と言うと、「僕のパワーがあれば、会場の電気をすべて着けることができますよ」と冗談で返した。
東京コミコンに参加した感想を尋ねられると、「素晴らしいです。みなさんは平和的かつ情熱的で、感謝してもしきれません」と熱弁。
俳優を目指しているというファンから「キャリアのためにしたことは?」という質問が届けられると、「誰かになろうとしないほうがいい。僕は生活のために働いているという以上に、この仕事をしていると情熱的になれるし幸せです。機会や運に恵まれたところもありますが、その先にあるのは努力だと思います」と語った。その後、「もっと短い答えのほうがよかったかな」と反省しながらも、「失敗を恐れず、あなた自身であることを恐れないで、トライし続けて」と真摯にアドバイスした。
続けて、代表作である『SHERLOCK/シャーロック』と『ドクター・ストレンジ』にちなみ、「名探偵と魔法使いならどっちになりたい?」と尋ねられると、長考ののち「いい質問ですね」と苦笑い。「ファンのみなさんならわかっていただけると思いますが、2つを比べてどちらかがいいと思うことはありません」とそれぞれのキャラクターへの愛情を覗かせた。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で、第3の目が開眼したドクター・ストレンジ。「体にもっとあってもいいと思うパーツは?」と聞かれると、会場を見渡したあと「お子さんもいるようなんでね」と意味深にニヤリ。「強いて言うなら脳ですかね。今、時差ボケじゃない脳がほしいなと思います」と答えた。
続けて、「シャーロックが考えるときのポーズをしてほしい」「カメラに向かってウインクしてほしい」などのリクエストが届くと、「今日の仕事は楽だな」と冗談めかしながらも要望通りにポージング。会場のファンからは喜びの悲鳴が上がった。
また、熱心な日本のファンから「舞台の予定は?」という質問が上がると、「何かは教えられませんが、あります。僕自身もまた舞台をやりたいとは思っていて、今準備中です」と今後の予定をほのめかした。
最後にファンに向かって「優しく、時に忍耐強くいてくれてありがとうございます」と感謝を述べたカンバーバッチ。「イギリスからは遠いですが、日本に来られるのは僕にとって重要な意味を持つことです。心の底からありがとう」と語りかけ、指ハートをしてみせた。
■イベント情報
「東京コミックコンベンション2023」
会期:
12月8日(金)11:00〜20:00
12月9日(土)10:00〜20:00
12月10日(日)10:00〜18:00
※開催時間は変更となる可能性あり
会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)1ホール~4ホール
※ホールは変更となる可能性あり
主催:株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
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