朝ドラ『ブギウギ』第7週「義理と恋とワテ」を振り返る スズ子と秋山の恋と別れ
毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(土曜日は1週間の振り返り)。第31話から第35話までの第7週「義理と恋とワテ」を振り返る。
第31話では、“スウィングの女王”として梅丸楽劇団(UGD)の人気歌手となったスズ子(趣里)は、“ブルースの女王”である茨田りつ子(菊地凛子)と対面。また、スズ子は羽鳥(草彅剛)から作詞家の藤村薫(宮本亞門)を紹介される。秋山(伊原六花)は、ダンサーの中山(小栗基裕)と舞台上のパートナー以上の関係になっていた。
第32話では、スズ子は演出家の松永(新納慎也)から、UGDのライバル会社である日宝への移籍話を持ちかけられる。松永はスズ子を呼び出し、日宝の社長・大林林太郎(利重剛)と会わせる。スズ子は松永の「僕は君がほしい。アイウォンチュー」という言葉もあり、大いに悩む。
第33話では、スズ子が引き抜きを受けているという話が梅丸にも伝わり、辛島(安井順平)らは取り乱す。悩んだスズ子は松永に会いに行き想いを伝えるも、恋人がいることを告げられ失恋。そんなスズ子にりつ子が言葉をかけるのだった。
第34話では、スズ子の移籍騒動は松永が1人で日宝に移り、梅丸にスズ子が残留することで決着する。梅丸に残留したスズ子に羽鳥は「うれしいときは気持ちよく歌って、辛いときはやけのやんぱちで歌う」と伝える。羽鳥と藤村による楽曲「センチメンタル・ダイナ」は、スズ子と秋山の今の気持ちそのものだった。秋山は中山のプロポーズを断り、大阪へ帰ることを決断する。
第35話では、秋山は大阪へ。スズ子と秋山は東京に来た日のことを思い出し、これからの人生にエールを送り合う。スズ子、そして秋山の想いも重なる「センチメンタル・ダイナ」がホールに響き渡る。
【写真】秋山(伊原六花)がいない布団を寂しそうに見つめるスズ子(趣里)
■放送情報
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:趣里、水上恒司、草彅剛、蒼井優、菊地凛子、水川あさみ、柳葉敏郎ほか
脚本:足立紳、櫻井剛
制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
演出:福井充広、鈴木航、二見大輔、泉並敬眞、盆子原誠ほか
写真提供=NHK