『ブギウギ』市川実和子が趣里にいい影響を与える? 草彅剛との理想的な夫婦関係

『ブギウギ』市川実和子&草彅剛の夫婦関係

 NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、なかなか羽鳥善一(草彅剛)の希望通りに歌えず悩むスズ子(趣里)は、梅丸楽劇団のレッスン後に羽鳥の自宅へ赴き、もっと稽古をしてほしいと頼む。そこで初めて出会うのが、羽鳥の妻・麻里(市川実和子)だ。麻里は訪ねてきたスズ子を快く迎え、夕飯まで振る舞う。

 作曲家の夫を支える麻里を演じるのは、朝ドラ初出演の市川実和子。竹を割ったような性格の麻里は、初対面のスズ子にも朗らかに接し、東京生活を支える良き存在になりそうだ。

 1976年生まれ、東京都出身の市川は、スカウトを経てモデルとしてデビュー。1991年頃より活躍し始め、『anan』(マガジンハウス)、『CUTiE』(宝島社)、『non-no』(集英社)などで、カリスマ的な人気モデルに。1998年には、大瀧詠一のプロデュース曲「ポップスター」で歌手デビューし、注目を集めた。妹は、同じくモデル出身の俳優、市川実日子。

 市川は、2000年頃から、映画やTVドラマで俳優としても活動をスタートし、同世代の女性たちから圧倒的な支持を集めるようになる。主な出演作には、TVドラマ『私立探偵 濱マイク』(2002年/日本テレビ系)、『GOOD LUCK!! 』(2003年/TBS系)、『ルームシェアの女』(2005年/NHK総合)、『オトナ女子』(2015年/フジテレビ系)など。『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)や『八日目の蝉』(2011年)、『溺れるナイフ』(2016年)、『ちょっと思い出しただけ』(2022年)、『ちひろさん』(2023年)など映画にも多数出演している。

 また、NHK総合で放送された、ドラマ形式のバラエティ番組『祝女〜shukujo〜』に、2008年~2012年までメインキャストとして出演。女性の本音や本性を取り上げたショートコメディがオムニバス形式で描かれ、市川は共演者の友近、YOUらとともに人気を博した。

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