ONE N' ONLYが『バトルキング!!』の撮影を振り返る 絶対に喧嘩したくないメンバーは?

『バトルキング!!』ワンエンが語る撮影裏

 人気ダンス&ボーカルグループONE N' ONLYの6人が初主演を務めた映画『バトルキング!!-We'll rise again-』のDVDリリースイベントが、10月8日に東京・渋谷のタワーレコードにて行われた。

 本作は、仲間たちとクラブへ入り浸り、ケンカに明け暮れていた源二郎(山下永玖)を中心とした青春ストーリー。この日、ONE N' ONLYは映画内と同じく学ラン姿で登場。6人揃って「みなさんこんにちは、僕たちがONE N' ONLYです」と自己紹介をすると温かい拍手で迎えられた。

(左から)高尾颯斗、草川直弥、山下永玖

 この日のMCは、直江愛之助役の高尾颯斗が担当。最初に一言ずつ挨拶が行われた。まずは源二郎の元仲間だった甲斐玄武役・草川直弥が「この作品が公開してから結構経って、DVDがたくさん擦り切れるほど観ていただけていると思うので、今日はいろいろな話を通して、またバトルキングを思い出せたらいいなと思っています」と発言。

 続いて、この物語の中心人物とも言える源二郎役の山下永玖は「公開から時間が経っても、こうやって皆さんに愛されているのを感じますし、皆さんと青春を取り戻せたらなという思いで、今日は話させていただきます」と意気込みを語った。

上村謙信

 続く鞍馬憲一郎役・上村謙信は「俺とタイマン張ろうぜ」と劇中を思わせるセリフを披露。客席のファンからも「おおー」と声が漏れた。

 真田晋作役の関哲汰は「すごい久々に(学ランを)着たら、ちょっと小さいですね。もっとスッと入っていたはず」と筋トレの成果を匂わす一言を。早乙女以蔵役の沢村玲は「僕たちの初主演映画がこうしてDVDになって、イベントにも集まっていただけて、すごく嬉しいです。本日はよろしくお願いします」と挨拶した。

 最後に「短い時間だとは思うんですけども、改めてバトルキングを振り返ったり、DVDまで繋がったっていうことを、みんなと一緒に話していきたいなというふうに思っております」と高尾がMCらしくまとめた。

 最初の話題は、DVDが発売されることが決まったときの心境について。山下は「嬉しい限りですよね」と前置きをした上で「公開もめちゃくちゃ嬉しかったんですけど、形として残せるというのはすごく嬉しいです」とコメントした。

沢村玲

 撮影の裏話について、喧嘩シーンのワークショップを振り返り、「最初は弱そうだったよね」「なんかかわいかったよね」としみじみ。“狂犬”早乙女役だった沢村は「僕は受け身ばかり褒められていたんですよ。みんなは『かっこいいね』とか『TETTAくん、ボクシング上手だね』だったのに、僕は『REIくん、受け身が上手だね』って。結局、受け身のシーンなかったんだけどね」と苦笑い。

関哲汰

 続けて、撮影本番について「TETTAと取っ組み合いをしたときに、アドリブでめちゃくちゃ言い合わなきゃいけなかったんだけど、でもお互いに罵声を浴びせるようなこともないので“わーわーわー”って言葉になってなかった」と草川。これを聞いた関は「演技といえども、メンバーを殴るっていうのはやっぱり申し訳ないなと思いながらやっていました」と本心を吐露。一度、本当に当たってしまったエピソードを明かした。

 また、内藤可乃(櫻愛里紗)とのデュエットシーンについて、山下と櫻は撮影前に2人で話す機会があったものの、「『しゅ、趣味なんですか?』ってね」としどろもどろになってしまったことを告白。他のメンバーからいじられると、「役に入ってからは話せたんですけど……」と内気な一面を覗かせた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「レポート」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる