第36回東京国際映画祭の予告編公開 ガラ・セレクション部門の全上映作品も発表
第36回東京国際映画祭の予告編が公開された。
10月23日より11月1日にかけて、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催される第36回東京国際映画祭。公開された60秒の予告編には、オープニング作品の『PERFECT DAYS』とクロージング作品の『ゴジラ-1.0』のほか、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映するガラ・セレクション部門の全14本中11本の映像が含まれている。
ガラ・セレクション部門で上映されるのは、アンドリュー・ヘイ監督の『異人たち』、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督の『エクソシスト 信じる者』、チャン・イーモウ監督の
『満江紅(マンジャンホン)』、金子修介監督の『ゴールド・ボーイ』、ハン・シュアイ監督の『緑の夜』、マルコ・ベロッキオ監督の『KIDNAPPED(英題)』、北野武監督の『首』、三池崇史監督の『怪物の木こり』、ニン・ハオ監督の『ムービー・エンペラー』、中川龍太郎監督の『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』、タイカ・ワイティティ監督の『ネクスト・ゴール・ウィンズ』、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』、トラン・アン・ユン監督の『ポトフ(原題)』、塚本晋也監督の『ほかげ』の14作品。予告編には、『エクソシスト 信じる者』『ゴールド・ボーイ』『MY (K)NIGHTマイ・ナイト』以外の11作本の映像が映し出されている。
また、今回の予告編には、TESTSET(砂原良徳×LEO今井×白根賢一×永井聖一)の楽曲「Japanalog」が“第36回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使用されている。全編英語詞でロック、テクノ、ファンクの要素を孕んだジャンルレスなディスコチューンは日本発のオリジナルスタイルともいえ、東京国際映画祭の目指す方向とも合致していることから今回フェスティバルソングとして選ばれたという。
TESTSETのLEO今井からはコメントも到着。なお、予告編は都内近郊の各劇場で上映される。
TESTSET コメント
音楽の世界に憧れる前から、映画の世界に憧れていました。今となっては、新しい音楽情報を追っかけるよりも、映画のサウンドラックを通して新たに好きな曲やアーティストに出会う事の方が多いです。我々TESTSETの「Japanalog」という曲も、映画の世界を通して誰かの想像力に突き刺さされば嬉しい限りです。
(LEO今井)
■開催概要
「第36回東京国際映画祭」
開催期間:10月23日(月)~11月1日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:www.tiff-jp.net
「TIFFCOM2023」
開催期間:10月25 日(水)~10月27日(金)
会場:東京都立産業貿易センター浜松町館
公式サイト:www.tiffcom.jp