『バカ塗りの娘』バンクーバー国際映画祭出品決定 坂東龍汰×宮田俊哉らの新場面写真も

『バカ塗りの娘』坂東龍汰×宮田俊哉の新写真

 9月1日より公開中の堀田真由主演映画『バカ塗りの娘』が第42回バンクーバー国際映画祭 パノラマ部門に出品されることが決定。あわせて新場面写真が公開された。

 本作は、第1回「暮らしの小説大賞」を受賞した髙森美由紀の小説『ジャパン・ディグニティ』(産業編集センター刊)を映画化した人間ドラマ。『過ぐる日のやまねこ』『まく子』の鶴岡慧子が監督を務めた。

 海外では漆器が「japan」と呼ばれることもあるように、世界から注目を集め、称賛される漆塗り。本作はその中でも、青森の伝統工芸・津軽塗=通称“バカ塗り”をテーマに描かれる。何をやってもうまくいかず、自分に自信が持てない美也子(堀田真由)が、津軽塗職人の寡黙な父・清史郎(小林薫)との暮らしの中で、幼い頃から触れていた津軽塗に改めて向き合い、次第に自分の進む道を見つけていく。

 公開された新場面写真では、既成概念にとらわれない新しい津軽塗に挑戦した美也子の姿や、カラフルな津軽塗の模様が施されたピアノを眺めるユウ(坂東龍汰)とパートナーの尚人(宮田俊哉)の姿が切り取られている。

 今月オランダで行われる第18回カメラジャパン・フェスティバルに出品されることが決まっている本作だが、9月28日から開催される第42回バンクーバー国際映画祭パノラマ部門への出品も決定した。

 なお、劇中で使用された津軽塗のピアノは、9月18日まで弘前市立博物館にて展示中。このピアノは、オランダで展示されることも決まっている。

■公開情報
『バカ塗りの娘』
全国公開中
出演:堀田真由、坂東龍汰、宮田俊哉、片岡礼子、酒向芳、松金よね子、篠井英介、鈴木正幸、ジョナゴールド、王林、木野花、坂本長利、小林薫監督:鶴岡慧子
監督:鶴岡慧子
脚本:鶴岡慧子、小嶋健作
原作:髙森美由紀『ジャパン・ディグニティ』(産業編集センター刊)
製作:「バカ塗りの娘」製作委員会
制作プロダクション:アミューズ 映像企画製作部、ザフール
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
2023年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/118分
©2023「バカ塗りの娘」製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/
公式X(旧Twitter):@bakanuri_movie
公式Instagram:@bakanuri_movie

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