『らんまん』第23週「ヤマモモ」を振り返る 寿恵子(浜辺美波)が渋谷で新たな冒険へ
毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『らんまん』(土曜日は1週間の振り返り)。第111話から第115話までの第23週「ヤマモモ」を振り返る。
第111話では、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が東京にやってくる。“いつか新しい酒を造る”という夢を叶えるため、そのための資金集めとして、竹雄と綾は東京で屋台を開くことに。波多野(前原滉)や藤丸(前原瑞樹)も駆けつけ、新たな商いは好調な滑り出しとなった。一方、竹雄や綾とは入れ違いで、噺家の牛久(住田隆)が真打ちに昇進し、長屋を出ていくことに。
第112話では、竹雄と綾が探していた酒造りの研究者として、藤丸が自ら名のりをあげる。虎鉄(濱田龍臣)は、寿恵子(浜辺美波)から万太郎(神木隆之介)の“3代目助手”の称号を受け継ぐことに。その頃、植物学教室では、野宮(亀田佳明)の発見が世界どころか日本国内からも疑われていた。野宮はそれを受けて辞表を提出。野宮を“見捨ててしまった”と波多野は苦悩していた。
第113話では、万太郎は大学に辞表を出した野宮に会いに行く。野宮は悔しさをにじませつつも、波多野と万太郎に感謝を告げるのだった。一方、寿恵子はみえ(宮澤エマ)からの言葉もあり、「商い、やりたいです」と“新たな冒険”への一歩を踏み出す。
第114話では、寿恵子はみえから聞いた住所を訪ねて渋谷へ足を運ぶ。居酒屋の店主・荒谷(芹澤興人)には、渋谷は“終わった場所”だと語られる。しかし、そこで出会った「おむすび」に感動したこと、りん(安藤玉恵)からの助言を受けて、渋谷での商売を考えるようになる。
第115話では、再び渋谷を訪れた寿恵子は、弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たち(入山法子・実咲凜音)の話を聞いて、町に魅了されていく。寿恵子は荒谷に茶屋を開きたいと伝える。
【写真】竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)の店で舌鼓を打つ万太郎(神木隆之介)たち
■放送情報
NHK連続テレビ小説『らんまん』【全130回(全26週)】
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:神木隆之介、浜辺美波、志尊淳、佐久間由衣ほか
作:長田育恵
語り:宮﨑あおい
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん
制作統括:松川博敬
プロデューサー:板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出:渡邊良雄、津田温子、深川貴志ほか
写真提供=NHK