『らんまん』神木隆之介の瞳が再び輝きを放つ 万太郎がたどりついた「わしは一人じゃない」
高知のほかにもヤッコソウは自生しているのか――標本の数が足りずに八方塞がりの万太郎の元に虎鉄から荷物が届く。行李の中には新聞紙に挟んだ標本と手紙が入っており、虎鉄伝いに話を聞いた学校の先生が名前の分からない植物を万太郎に見ていただきたいと標本を送ってきたというのだ。
人との出会いを介して新たな植物と出会う。万太郎は「わしは一人じゃない。ひたすら野に行ったらきっと誰かと歩ける」ということを初めて知る。笑みを浮かべ頷く寿恵子。万太郎の瞳が再び輝き始めた。
一方で虎鉄もまた自身が見つけた植物が「ヤッコソウ」と命名されたことに初めての感情を抱いていた。嬉しそうな笑みを浮かべる表情がそのことを物語っており、制作統括の松川博敬氏はインタビューの中で「そこから10年後に上京してきて万太郎の助手になり長屋に住むことになります」と今後の展開について明かしている。
『らんまん』“厳しい現実”はどう描かれる? 後半のポイントを制作統括に聞く
万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)に一人娘・園子が誕生し、新たな展開へと突入している連続テレビ小説『らんまん』。構成の巧さ…
■放送情報
NHK連続テレビ小説『らんまん』【全130回(全26週)】
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:神木隆之介、浜辺美波、志尊淳、佐久間由衣、広末涼子、松坂慶子ほか
作:長田育恵
語り:宮﨑あおい
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん
制作統括:松川博敬
プロデューサー:板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出:渡邊良雄、津田温子、深川貴志ほか
写真提供=NHK