スペイン発リベンジホラー『PIGGY ピギー』9月22日公開決定 予告編&ポスターも
スペイン発のリベンジホラー映画『PIGGY ピギー』が9月22日に公開されることが決定し、あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は、2018年に300以上の国際映画祭に出品され、フォルケ賞やゴヤ賞など90以上の賞に輝いた、カルロタ・ペレダ監督の同名短編作品を、監督自ら長編化したもの。目の前で誘拐されたいじめっ子たちを助けるか、それとも見殺しにするか。いじめられっ子のサラは、究極の決断を迫られる。
スペインの田舎町。ティーンエイジャーのサラは、クラスメイトからの執拗なイジメに苦しんでいた。両親や弟からも理解されず、家の中でも居場所を見つけられないサラは、ヘッドホンに頭をうずめて自分の気持ちを閉じこめる日々を送っていた。ある日、あまりの暑さにひとりで地元のプールへと出かけたサラは、怪しげな謎の男と、3人のクラスメイトと鉢合わせてしまう。再びクラスメイトたちのイジメの標的となるサラ。しかし、その帰り道、恐ろしい現場に遭遇する。それは、血まみれになった3人のいじめっ子たちが、謎の男の車に拉致され、連れ去られるところだった……。
主人公のサラを演じたラウラ・ガランは、主に舞台で経験を積み、テリー・ギリアム監督の『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』で長編初出演を果たした。本作でスペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で最優秀新人女優賞を受賞している。また、サラの母親役を、ペドロ・アルモドバル監督作『トーク・トゥ・ハー』『抱擁のかけら』『私が生きる肌』などに出演したのカルメン・マチが演じている。
公開された予告編は、サラがいじめっ子たちからのいじめに苦しんでいる様子や、その様子を怪しげな謎の男が遠くから見ているシーンから始まる。そして、サラの目の前で、血だらけになったいじめっ子たちが誘拐される様子や、サラが誘拐犯と見つめ合っているシーンなども確認できる。
ポスタービジュアルは、血だらけで水着を着たサラと、包丁を持った男の左腕のみが切り取られたもの。そして、「最高の夏、じゃない。」というキャッチコピーが配置されている。
■公開情報
『PIGGY ピギー』
9月22日 (金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督・脚本:カルロタ・ペレダ
出演:ラウラ・ガラン、カルメン・マチ、リチャード・ホームズ、ピラール・カストロほか
配給:シノニム、エクストリーム
2022年/スペイン/スペイン語/99分/カラー/PG12
©MORENA FILMS-BACKUP STUDIO-FRANCESA
公式サイト:https://piggy-movie.com/