『マイ・エレメント』の3D技術はピクサー史上最高レベル? 監督も自信のコメント

『マイ・エレメント』の3D技術に注目

 8月4日に全国ロードショーされるディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』。監督を務めたピーター・ソーンが本作の3D技術について語ったコメントが到着した。

 『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世 界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世 界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる“もしもの世界”を舞台に、数々の物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサ ー最新作となる本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く物語。

 カラフルで美しい、4つのエレメントがそれぞれの特性を活かし共生するエレメント・シティが舞台となる本作。そんな本作について、ソーン監督は「この映画では3D技術をもっと上のレベルに仕上げました」と、これまでのピクサー作品と比べて劇場での3D上映がレベルアップしていることを明言。まるでエレメント・シティにいるかのような没入感を体感できる 作品となっている。

 劇場長編映画としては世界初となるフルCGアニメーション映画を『トイ・ストーリー』で実現し、時代とともにアニメーション映画界を第一線で盛り上げてきたピクサー作品。そんなピクサーで初めて劇場で3D上映された作品は、2009年に公開された『カールじいさんの空飛ぶ家』。それを先駆けに以降のピクサー作品も2Dに加え3Dでも上映され、3Dでの上映に期待を寄せる観客も多数存在する。

 ソーン監督は本作の3D上映について、「ピクサーはこれまでも3D上映をしてきましたが、とても保守的なレベルにとどまっていました。最新作の『マイ・エレメント』では、そこがすごくレベルアップしています。舞台となるエレメント・シティは素晴らしいファンタジーの世界に仕上がっていますし、キャラクターが頭や身体を動かすと、そこに層があることがしっかりと見えます。このレベルは、ピクサーでは新しいことです」と明かす。技術の進化により、歴代のピクサー作品と比べても最高レベルの3D上映が楽しめる作品に仕上がっているようだ。

 そんな最高峰の3D技術で堪能できるのは、火・水・土・風の4つのエレメントが暮らす街“エレメント・シティ”の壮大かつ色鮮やかな世界観。この街ではそれぞれのエレメントがその特性にあったユニークな生活様式で共生しており、火・水・土・風がキャラクター化しているからこその楽しいカラクリが存在する。既に公開を迎えた国では、本作の3D上映を絶賛する声も多くあがっており、韓国では4週連続で前週を上回る興収を獲得、さらにニュージーランドやウルグアイでは公開後4週間以内で驚異の前週比+100%以上を叩き出す週もあり、公開された世界10カ国以上で前週を大きく上回るヒットを記録している。

■公開情報
『マイ・エレメント』
8月4日(金)全国ロードショー
監督:ピーター・ソーン
プロデューサー:デニス・リーム
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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